診断基準
『ウエスト周囲径(おへその高さの腹囲)が男性85cm・女性90cm以上
(内臓脂肪面積 男女ともに≥100cm2に相当)』で、
かつ
『血圧・血糖・脂質の3つのうち2つ以上が基準値から外れる』場合、
「メタボリックシンドローム」と診断される
脂質:
中性脂肪値が150mg/dl以上か、HDLコレステロール値が40mg/dl未満、またはその両方に当てはまる。
血糖値:
空腹時血糖値が110mg/dl以上
血圧:
収縮期血圧が130mmHg以上か、拡張期血圧が85mmHg以上
またはその両方に当てはまる。
参照(このサイトより引用):https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/metabolic/m-01-003.html
※LDLコレステロールが診断基準に入っていない理由
・LDLコレステロールは動脈硬化の重大な危険因子なため、メタボリックシンドロームとは別格に管理する必要があるため。
メタボリックシンドローム予備群の位置づけ
・メタボリックシンドロームの診断基準には達しないが、減量によりリスクが改善する肥満を「メタボリックシンドローム予備群」と位置づけ、同シンドロームに移行させないように生活習慣改善を促す必要がある。
定義
a. 腹囲は基準値以上だが、糖代謝、脂質代謝、血圧の異常が1項目までのもの。
b. 腹囲は基準値以下だが、BMI25以上で、上記リスクを1項目以上有するもの
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