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慢性炎症に伴う貧血

疾患

・感染症、慢性炎症性疾患、悪性腫瘍が原因で起こる貧血

・複合的な要因(鉄利用障害、造血抑制、エリスロポイエチンの相対的不足、赤血球寿命短縮)によっておこる

・基本的に除外診断である

・フェリチンは十分あるにも関わらず利用が障害されている状態

・正球性貧血だが、経過が長いと小球性になる

 

 

機序

炎症性サイトカイン(IL-6など)が上昇

肝臓でヘプシジンが過剰に産生される

ヘプシジンが網内系細胞に貯蔵された鉄放出を抑制する。

そのため、血清鉄値低下させ、網内系貯蔵鉄(フェリチン)を増加させる。

さらに、ヘプシジンは腸管(十二指腸)からの鉄吸収を抑制する

 

検査所見

・血清鉄低値

・フェリチン正常~高値(鉄欠乏性貧血との鑑別点)

・TIBC低値(鉄欠乏性貧血では増加)

 

血液
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新潟の総合診療医、家庭医療専門医・Dr.がわそのBlog

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