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糖尿病性腎症

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糖尿病性腎症病期分類 2014

 

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「尿中アルブミン排泄量」の測定

微量アルブミン尿:30~29 mg/gCr

・随時尿にて「アルブミン/クレアチニン比」にて定量する

・日を変えて尿中アルブミン排泄量を測定し、微量アルブミン尿が

「3回中2回」確認され、かつ「eGFR≧30mL/分/1.73m2」の場合、

腎症第2期(早期腎症)と診断される。

3~6か月の1回程度の頻度で測定することが推奨される

 

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eGFR

・典型的な糖尿病性腎症では、早期に一過性の糸球体過剰濾過を示した後、微量アルブミン尿・県政蛋白尿を経て糸球体濾過量が低下し、末期腎不全へと進展していく

・一方近年、微量アルブミン尿を伴わずにeGFR低下が先行する非典型的な糖尿病関連腎疾患が注目されており、従来の糖尿病性腎症を含む包括的な疾患概念として「糖尿病性腎臓病(diabetic kidney disease:DKD)」が提唱されている。

・DKDには高血圧症腎硬化症などの病態が関連していると考えられる

 

DKD治療

①血圧管理

・塩分制限3~6g/日

・尿蛋白のレベルによらずRA系阻害薬が第一選択

 

② 血糖降下+腎保護

・SGLT-2 は腎保護作用あり

・「アルブミン尿(蛋白尿)、腎機能に関係なく腎保護効果が期待されるため、クリニカルエビデンスを有するSGLT-2阻害薬の積極的な使用を考慮する」(CKD治療におけるSGLT2阻害薬の適正使用に関するrecommendation)

・ただし、「eGFR15未満では新規に開始しない」「継続投与して15未満となった場合は、副作用に注意しながら継続する」との注釈が付記されている

 

 

 

 

 

 

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