低髄液圧症候群

原因

・外傷、スポーツ

・出産

 

症状

・平均年齢38歳、女性に多い

・起立時に増悪し、臥位で改善する頭痛

・悪心、嘔吐

・疲労感

・髄膜刺激症状（後頭部通痛、項部硬直）

・視覚障害、羞明

 

検査

１）頭部MRI（矢状断）

・硬膜肥厚

頭蓋内が低圧になるために、硬膜血流が増加することで生じる。造影MRIにて造影される。

・脳下方陥凹

矢状断でトルコ鞍上の脳槽欠如、視交叉が下垂体窩に傾く、斜台に対して橋が平坦となる、小脳扁桃が下方へ陥入する

・硬膜下水腫

 

治療

・2週間程度の安静

・1日1～2Lの水分摂取

・硬膜外自家血注入

 

 

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