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正常圧水頭症(症状、脳室拡大の指標)

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三徴

認知機能障害
歩行障害
尿失禁

 

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診察所見

Timed Up & Go Test(TUG)

・歩行機能障害の評価

 

FAB (frontal assessment battery)

・前頭葉機能評価

・正常圧水頭症では低下する傾向がある

 

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画像検査

脳室拡大の指標

Evans index:

・A(両側側脳室前角間最大幅)/B(その部位における頭蓋骨内腔幅)

・0.3以上で異常

 

cella media index:

C(両側側脳室体部最小幅)/D(その部位における頭蓋内腔幅)

0.25以上で異常

 

高位円蓋部クモ膜下腔狭小化(DESH)

・くも膜顆粒のある頭頂部のくも膜下腔は狭くなり、シルビウス裂が拡大する。

・このクモ膜下腔の不均衡な拡大をを伴う水頭症をDESH(Disproportionately Enlarged Subarachnoid-space Hydrocephalus)という。

 

参照(このサイトより引用):http://www.is-brain.com/neuro/nph.html

・シルビウス裂が脳葉の間に切れ込んでいる部分は脳表の面積としても大きな部分を占めており,DESH は大脳表面の毛細血管壁での髄液吸収が障害された場合に出現しやすいのではないかと考えられる。

 

治療

・正常圧水頭症は半年などの発症早期は治療により可逆性で、2年以上の経過では不可性になるとされるため、疑われた場合は経過観察せずに早期に専門医への紹介が必要である。

・タップテストはシャント術後の改善予測のために検討されることがある。

 

 

 

外来診療ドリル-診断&マネジメント力を鍛える200問
 

 

 

 

 

 

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