全身状態の確認
ショックの診断基準(下記症状から総合的に判断)
・SBP<90mmHg
・HR>120
・顔面蒼白、発汗、四肢冷感
ショックと判断した場合の初期対応
細胞外液急速輸液
・アシドーシスを起こしにくい酢酸リンゲル(ヴィーンF®)
・1~2Lを10~15分(全開)で
↓
循環動態安定の目安:
・SBP>100mmHg
・HR<100/分
輸血開始の数値
Hb<7.0g/dLで実施を推奨
夜間でも緊急で内視鏡医にコンサルトすべき「ハイリスク症例」
① 来院時ショックバイタルの症例
② 単位時間あたりの出血量が多い、あるいは多かったことが考えられる症例(失神、不穏などの病歴)
③ 非代償期肝硬変症例をはじめ、止血困難が疑われる症例
総合診療 2020年 4月号 特集 大便強ドリル 便秘・下痢・腹痛・消化器疾患に強くなる41問!
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