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眼球上転発作(oculogyric crisis)

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疾患

・眼球の固定方向への不随意の痙縮運動

(上転が最も多いが、その他の眼位のこともある)

「下を見ようとしてもみることができない」という訴えで来院

・原因として、ドパミン作動経路の障害と考えられている(ドパミン遮断薬、脳炎、てんかん、ヒステリーなど)

・発作は突然であることが多く、通常数分間続くが、数秒~数時間の範囲で幅がある

・同時に瞬きの回数が増え、また「痛み」を伴うことが多い

・頚部ジストニアうや舌突出を伴うこともある

 

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原因

原因として、ドパミン作動経路の障害と考えられている

・制吐剤(メトクロプラミド、ノバミン)

・抗精神薬

・抗てんかん薬

・三環系抗うつ薬

・脳炎

・てんかん

・ヒステリー

 

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治療

・原因薬剤の中止

・抗コリン薬、抗ヒスタミン薬、ドパミン作動薬(アマンタジン、アキネトン)

 

総合診療 2019年 5月号 特集

一般外来で診断できたら「えっへん! 」な疾患38 

 

 

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