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Q.「息子が結婚したいと言ってきた女性に奨学金600万あることがわかりました。とても不安です・・・」

ID非公開さん 2021/3/8 9:12

Q.

息子が結婚したいと言ってきた女性に奨学金600万あることがわかりました。とても不安です。奨学金がまるまる残ってるとのことです。
彼女は6人姉妹の長女で看護師1年目で、大学病院などではなくクリニックで働いています。

前から彼女の両親が早く結婚しろと息子に積極的に言ってたのは、このことかと勘ぐってしまいました。

息子も社会人1年生でまだまだ金銭感覚は危ういです。なによりも600万まるまるローンを持った娘との結婚を後押ししまくっている向こうのご両親はいったい・・

息子は説得したら、「まぁ奨学金が半分になるくらいまで待とうかなー」と言ってました。。

数年の間、別れるかもしれませんが、、とても不安です。

皆さんなら安心できますか?許せますか?

 

Dr.がわそ
Dr.がわそ

Dr.がわそが勝手にお答えします!

 

A.

600万円の負債を抱えての社会人スタート・・・考えただけで気が滅入ります・・

日本の奨学金制度には、多くの問題点が指摘されていますが、「日本学生支援機構奨学金貸与事業の概要」によれば、平均貸与総額が学部生で195万5000円、大学院生で378万7000円であり、奨学金を利用した大学生は約300万円の借金を負った状態で就職することになります!

 

質問者様のケースでは、奨学金額が600万ということですが、これはあまりにも多すぎですね。詳細は不明ですが、医療系の私大で、かつ大学院にでも行かれたのでしょうか?

また、600万もかけて、就職先がクリニックなのか?志もわかりません。



まあ、看護師は国家資格の中でも貴重な人材で、基本的に「食いっぱぐれ」はない職業ですし、平均年収も400〜500万円程度と高く、一般的な女性や、下手すると男性よりも高収入でもあります。

 

それでも、月々の手取り収入から、少なくない金額を毎月返済するというのは、現実的にはかなり厳しく、最近は若い人が奨学金の返済が行き詰まり、「奨学金破産」してしまうケースも増えているといいます。

 

原因として、日本人の「マネーリテラシー」の低さがあると考えられます。

スマホの分割払いから、自動車ローン、住宅ローンと、当然のように借金をしても、それを当たり前のように考える日本人の多いこと・・・その結果が今の「一億総貧困社会」です。

子供のころから、金融教育をしっかりと叩き込むべきです。
そのためには親世代がしっかりお金について勉強する必要があります。

 

 

父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え
 

 

 

 

 

 

アメリカの高校生が学んでいるお金の教科書 FINANCIAL LITERACY FOR MILLENNIALS

 

 

 

 

 

しかし、若くして莫大な借金してしまったものは仕方がない。

当面は夫婦二人で猛烈に働き、早急に600万円を返済することを優先すべきです。

若いのだから、いくらでも無理が効くはずです。

 

自動車、マイホームはそれが済んでからです。もちろん、子供を儲けることはそのあとです。

 

若さは最大の財産、人生を生きるパワーです。これからいくらでも挽回できます。

 

親御さんもアドバイスと見守りをお忘れなく。



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