便潜血検査陽性はTreitz靱帯より下部の出血
・Treitz靱帯より口側の上部消化管出血は検出されない(上部消化管からの出血の際には、消化液のために変性して検出し難くなるため)
検査推奨
・基本は「免疫法」「2日法」「スティック法」
・40歳以上は年一回必要
・便潜血陽性のとき再度便潜血検査を行うことは意味なし。
・2回のうち1回でも陽性の時はCFを勧める。
・
感度(大腸がん患者のうち便潜血検査が陽性となる頻度)
・上皮内癌(m)50%
・粘膜下層浸潤癌70%
・進行がん 85%
→ mがんは約半数が見逃される恐れあり(偽陰性)
陽性的中率(検査結果が陽性と出た人のうち、真に疾患を有している人の割合)
4~8.7%
→「便潜血検査で陽性だった人の中で、20人に一人で実際に癌が見つかる」と説明する
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