偽痛風関節炎

疾患

・ピロリン酸カルシウム（calcium pyrophosphate：CPP)による関節炎

・高齢者に多い（↔痛風は30～50代の青壮年に多い）

・外傷

・手術

・利尿薬

・膝関節（最多）

・手関節三角線維軟骨（2番目）

・恥骨結合

・肩関節

・足関節

・軸椎歯突起周囲（crowned dens syndrome)

↓

スクリーニングとして

「両膝関節前後」「両手関節前後」「骨盤正面」の5枚のX線撮影は有用

・関節液の偏光顕微鏡検査によるピロリン酸カルシウム検出

・関節軟骨表面に平行な細かい線状高エコー

・関節半月や腱に多くみられる、複数の高エコー領域で構成される点状高エコー

・関節包や関節裂隙に局在し、結節あるいは楕円形の移動性のある高エコー

・CDSは高齢者に多い

・炎症反応高値の割には全身状態が良好

・頚部の前屈のみならず、回旋制限もある

・NDSAIDs（第1選択）

・中等量ステロイド（1週間で漸減終了）

プレドニゾロン30㎎2日間、その後漸減し1週間で修了