総合診療・家庭医療

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せん妄、不穏(参考:T病院薬事委員会「不穏時薬剤選択フロー」)

「せん妄」の定義・脳の器質的な脆弱性(加齢性変化、脳梗塞、認知症など)に、脱水や感染症、薬物などの負荷が加わり、脳機能が低下した状態(意識障害)。・せん妄とは、身体的要因や薬剤要因によって急性に出現する意識、注意、認知の障害であり、その症状...
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漢方(シチュエーション漢方、女性に頻用される漢方、等)

腹部の臍傍に硬結や圧痛を認める桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)・陽証、実証、典型的瘀血に用いる・主な使用目的は「下腹部の臍傍に硬結や圧痛を認めること」ホットフラッシュ加味逍遙散・陽証と陰証の間、虚証、瘀血、気逆に用いる・使用目的は「ホット...
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高血圧(測定法、定義、治療目標):高血圧管理・治療ガイドライン2025(JSH2025)

高血圧について(ドック学会専門医試験)高血圧について:・我が国の高血圧者数は約4,300万人と推定され、そのうち3分の4(3,100万人)が管理不良である。・我が国の平均食塩摂取量は1日9~10g(男性10.9g、女性9.3g)である。・脳...
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睡眠薬(具体的処方、不眠時指示)

睡眠薬の適正な使⽤と休薬のための診療ガイドラインー出⼝を⾒据えた不眠医療マニュアルー不眠症の定義、分類・適切な睡眠環境下で、睡眠の質や維持に関する訴えがあり、これに基づいて日中の機能異常が認められる症状・日中の機能障害がなければ不眠症ではな...
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月経痛と月経困難症

「月経痛」と「月経困難症」・月経痛とは、子宮内膜から産生されるプロスタグランディンが子宮筋層を収縮させることに起因するといわれる痛みをいう・子宮内膜が子宮壁から剥脱し血液とともに排出される時、子宮筋層が収縮し子宮内圧が高くなるために、強い痛...
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Castleman病

概要・1956年にBenjamin Castlemanにより報告された疾患・限局性あるいは多発性にリンパ節腫脹を来す良性のリンパ増殖性疾患・明らかな原因は不明。多中心性キャッスルマン病では特発性以外に、HHV-8感染との関連が示唆されている...
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「不明熱」(定義、初期対応、高齢者の「ちょっと見不明熱」)

不明熱の定義(Durackらによる定義(1991年))・体温38.3℃以上が複数回確認されている・3週間以上継続している・3回以上の外来か、3日以上の入院で原因が不明推奨される初期対応・検査1)初期対応・まずは薬剤熱の除外から2) 詳細な病...
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偽痛風関節炎

疾患・ピロリン酸カルシウム(calcium pyrophosphate:CPP)による関節炎・高齢者に多い(↔痛風は30~50代の青壮年に多い)誘因・外傷・手術・利尿薬好発部位・膝関節(最多)・手関節三角線維軟骨(2番目)・恥骨結合・肩関節...
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顎関節脱臼

形式・ほとんどは前方脱臼・片側脱臼のこともある(下顎は健側へ偏位する)・原因としては欠伸(あくび)が多い所見・閉口困難(咬合の偏位)・顎関節部の疼痛(急性の場合)・耳前部の皮膚の陥凹・片側脱臼の場合、下顎は健側へ偏位する。整復基本は無麻酔で...
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疥癬

疾患・疥癬はヒゼンダニ(疥癬虫、Sarcoptes scabiei)が皮膚の最外層である角質層に寄生し、人から人へ感染する疾患である。・非常に多数のダニの寄生が認められる角化型疥癬(痂皮型疥癬:crusted scabies)と、少数寄生で...
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抗ヒスタミン薬(種類と使い分け)

「抗アレルギー薬」と「抗ヒスタミン薬」の違い抗アレルギー薬とは・アレルギーの初期反応である、細胞からアレルギー物質が出るのを防ぐのを「抗アレルギー作用」という。・「抗アレルギー薬」は広義ではアレルギー疾患の治療薬のすべてを含む。しかし一般的...
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蕁麻疹

定義、病態生理・真皮の一過性(個疹の寿命が24時間以内)、限局性浮腫・皮膚の血管や血管の周囲には、肥満細胞(好塩基性の細胞)が散在しており、この肥満細胞の中にヒスタミンが多数含まれている。何らかの原因で、肥満細胞がヒスタミンを分泌する。それ...
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前皮神経絞扼症候群(anterior cutaneous nerve entrapment syndrme:ACNES)

病態生理・腹直筋を貫く下部肋間神経(Th7~12)の皮膚終末枝が、何らかの原因により巻き込まれて絞扼することで、腹部に限局的な痛みを生じる疾患。疫学・一般人口における発生率は1/1800人・20~30歳の若年(若年~中年)女性に多いが、幅広...
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便秘(生活指導、下剤の種類と使い分け)

ガイドライン便通異常症診療ガイドライン2023―慢性便秘症監修・著編者 日本消化管学会※ まずは薬剤性便秘の除外便秘を惹起しうる薬剤・鎮痛薬:NSAIDs、麻薬・抗コリン薬:鎮痙薬、抗うつ薬、抗精神病薬、抗パーキンソン病・降圧薬:カルシウム...
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高齢者の発熱診察(市中、院内)by Dr.たけし

夜間、休日でも緊急でワークアップする必要があるか、あるいは経過観察でよいかの判断※ 敗血症になっていないかを判断すること!qSOFA「SBP≦100」「RR≧22」「GCS<15」(意識変容)のうち2つ以上あれば「敗血症疑い」+αの所見・S...
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高齢者、認知症患者の頻尿(原因、対策、治療薬)

認知症について(ドック学会専門医試験)認知症について:・両側視床の脳梗塞で認知症症状を示すことがある。・HDS-Rの得点に教育歴は相関しない。『フレイル高齢者・認知機能低下高齢者の下部尿路機能障害に対する診療ガイドライン2021』『フレイル...
救急

急性薬物中毒(診断、治療)

ABC評価と安定化詳細な病歴聴取と全身観察AMPLEの確認:A:allergy / ADL(アレルギー/ADL)M:medication(内服薬)P:past medical history / Pregnancy(既往歴/妊娠)L:las...
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プレショックの徴候「あれ、ショックだぜ」ーシステム1(直観的思考)

プレショックの徴候「あれ、ショックだぜ」● あ:あくび(眠くないのに、というのが大事)● れ:冷汗(特に前胸部)血圧低下→交感神経亢進→皮膚血流低下による皮膚温低下+発汗→冷や汗● しょ:消化器症状(嘔気嘔吐、下痢など)● く:草色の顔(赤...
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