総合診療・家庭医療

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総合診療・家庭医療

マダニ刺傷

「ダニ」「マダニ」「ツツガムシ」の違いとは? 「ダニ」と「マダニ」 ・大型の吸血性のダニを「マダニ(tick)」といい、それ以外のダニを「ダニ(mite)」という。 ・マダニの成虫は体長が3~8mm(スイカの種ぐらいの大きさ)。ア...
2024.04.24
産婦人科

妊婦、授乳婦へのX線検査や薬剤処方時の注意点

まずは妊娠週数の推定から 妊娠週数の数え方 ・最終月経が始まった日を「妊娠0週0日」とする 例) 〇月1日から月経が始まった場合、〇月29日は「妊娠4週0日」となる 妊娠中の画像検査 ・受精後10日までは奇形を残...
2024.04.12
総合診療・家庭医療

労働災害の防止のための業務に従事する者に対する能力向上教育

能力向上教育 労働災害の防止のための業務に従事する者に対する能力向上教育に関する指針 ・安全管理者等労働災害の防止のための業務に従事する者(安全衛生業務従事者)が、その職務を的確に行い、事業場の安全衛生水準の向上を図るために...
2024.04.10
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総合診療・家庭医療

健診の種類(特定健康診査・特定保健指導、がん検診、人間ドック)

特定健康診査 ・実施年度中に40歳〜75歳となる者で、公的医療保険加入者全員を対象とした保健制度。 ・一般には『メタボ健診』といわれている。 ・「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づいて実施される。 ・医療費の高騰...
2024.04.05
皮膚科

抗ヒスタミン薬(種類と使い分け)

「抗アレルギー薬」と「抗ヒスタミン薬」の違い 抗アレルギー薬とは ・アレルギーの初期反応である、細胞からアレルギー物質が出るのを防ぐのを「抗アレルギー作用」という。 ・「抗アレルギー薬」は広義ではアレルギー疾患の治療薬のすべてを含...
2024.03.26
総合診療・家庭医療

抗コリン薬、抗コリン作用:副作用の多い薬

アセチルコリン作動性神経の作用 ・胃や気管支、膀胱などの平滑筋を収縮。 ・神経伝達物質としての作用 ・唾液分泌 「抗コリン作用」による症状 ・認知機能の悪化、せん妄 ※ドネペジル(商品名アリセプトなど)は...
2024.03.21
精神科

うつ病(2質問法、DSM-5診断基準、重症度)

PHQ(Patient Health Questionnaire) PHQ-9(Patient Health Questionnaire‐9) ・DSM 診断基準の評価項目が含まれた 9 項目の質問である. ・PHQ-9 のスコア...
2024.03.16
総合診療・家庭医療

吃逆

参照: 診察 横隔膜周囲の病変の検索を行う 薬剤 クロルプロマジン(コントミン®、ウィンタミン®) ・第1選択 例)クロルプロマジン25~50㎎+生食100mL点滴静注 バクロフェン(リオレサール、...
2024.03.15
精神科

睡眠薬(具体的処方、不眠時指示)

睡眠薬の適正な使⽤と休薬のための診療ガイドライン ー出⼝を⾒据えた不眠医療マニュアルー 不眠症の定義、分類 ・適切な睡眠環境下で、睡眠の質や維持に関する訴えがあり、これに基づいて日中の機能異常が認められる症状 ・日中の機...
2024.03.14
消化器

健診で指摘された肝障害への対応

1) 本当に肝臓がプライマリであるかの判断 ・心疾患(心不全や心筋梗塞)でもAST、LDHが上昇する ・ALPは骨疾患でも上昇(造骨性マーカー:前立腺癌で上昇することがある) ・ベンゾジアゾピン系でγ-GTPが誘導され上昇する...
2024.03.13
総合診療・家庭医療

2標本t検定と多重比較

2標本t検定 ・2つの独立した母集団があり、それぞれの母集団から抽出した標本の平均に差があるかどうかを検定することを「2標本t検定」といいます。 ・例えば、ある学校で行ったテストの点数が1組と2組とで差があるかどうかの検定や、被験者...
総合診療・家庭医療

輸液(補液、点滴)の基礎知識

輸液の分類(晶質液と膠質液) 1)晶質液(crystalloid) ・細胞外液を自由に拡散できる小さな分子からなる電解質液のこと ・蒸留水と電解質、糖、乳酸などを混ぜてつくられた輸液製剤 ・生食、3号液など 2)膠...
2024.03.06
予防

フレイル、ロコモ、サルコペニア、老年症候群、高齢者肥満

老年症候群 ・加齢に伴い高齢者に多くみられる、医師の診察や介護・看護を必要とする症状・徴候の総称のこと ・「フレイル」、「サルコペニア」は老年症候群の一つである。 フレイル ・フレイルという言葉は、日本老...
2024.02.28
診察・検査

感度、特異度、尤度比、的中率(違い、特徴と使い分け)

感度、特異度 感度 感度が高い →偽陰性が少ない →陰性なら本当に陰性 (除外できる:SnOUT;sensitivity negative rule out) 特異度 特異度が高い →偽陽性が少な...
2024.02.28
総合診療・家庭医療

日本の公的医療保険

国民健康保険 ・会社の健康保険など他の医療保険に加入できない方を対象とする医療保険。 ・自営業で会社に雇用されていない個人事業主などが加入しています。 組合けんぽ ・中規模から大手の企業が主に加入している健康保険 ...
消化器

便秘(下剤の種類と使い分け)

ガイドライン 慢性便秘症診療ガイドライン2017  日本消化器病学会関連研究会慢性便秘の診断治療研究会 (編集) ※ まずは薬剤性便秘の除外 便秘を惹起しうる薬剤 ・鎮痛薬:NSAIDs、麻薬 ・抗コリン...
2024.02.27
消化器

慢性下痢

急性と慢性の違い ・軟便(ブリストルスケール5~7)の期間が4週間未満のものを「急性下痢」、4週間以上を「慢性下痢」とする。 (2~4週間を「持続性」ということもある) ・急性下痢の原因は感染によるものが大半を占める ・...
消化器

消化性潰瘍予防(NSAIDs、抗血栓薬使用者の予防)

NSAIDs ・潰瘍の既往があれば、PPI併用が「必要」 ・潰瘍の既往がない場合はPPI併用を「推奨」 (潰瘍既往がない場合のPPIの予防投与は保険適応外となっており、個々の症例に応じて検討が必要) ・NSAIDはセレコ...
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