内分泌・代謝 糖尿病緊急症(高血糖緊急症、正常血糖ケトアシドーシス) 高血糖による緊急症:DKAとHHS ※基本的にはICU管理 ・糖尿病性ケトアシドーシス(diabetic ketoacidosis;DKA) ・高浸透圧高血糖症候群(hyperosmolar hyperglycemic syn... 2020.03.07 2022.12.16 内分泌・代謝DM
DM 低血糖 低血糖時:70㎎/dL以下 ※ 低血糖患者の約3%で片麻痺が出ることがあり、脳卒中と誤診しないこと!(麻痺がある場合もまずは血糖測定!) a)意識清明で経口摂取ができる時: ・ブドウ糖粉末10g服用 ・30分後、60分後... 2022.09.07 2022.12.16 DM
内分泌・代謝 1型糖尿病の亜分類 1型糖尿病の分類 現在、1型糖尿病はその進行のスピードによって ・劇症1型糖尿病 ・急性発症1型糖尿病 ・緩徐進行1型糖尿病 の3つの亜型に分類されている。 劇症1型糖尿病 疾患 ・最も急激に発症し、日の単位で... 2019.03.07 2022.09.07 内分泌・代謝DM
DM DM治療薬(内服、注射、インスリン) 糖尿病治療の原則 1)初診時の病態把握 ・インスリン分泌能、インスリン抵抗性の確認 参照:DM検査(初診時を含む) ・既存の合併症のスクリーニング ・明らかな誘因のない急激な血糖上昇の場合は、必ず悪性腫瘍(特に膵臓癌)の除外... 2020.08.12 2022.08.17 DM
DM 血糖コントロール目標(65歳未満、65歳以上) 65歳未満 参照:糖尿病治療ガイド2020-2021 ・合併症予防の観点からHbA1cの目標値を『7.0%未満』とする。 ・対応する血糖値としては、『空腹時血糖値130㎎/dL未満』『食後2時間血糖値1... 2020.12.31 2022.07.16 DM
内分泌・代謝 老年症候群に対する糖尿病治療(内服薬選択、インスリンのステップダウン) 老年症候群患者に対する糖尿病治療 ・認知機能の確認(DASC-8やHDS-Rでの評価) ・服薬回数は1日1~2回に留める ・可能な限りインスリン治療は避ける ・どうしてもインスリンが不可欠な場合は、1日1回の基礎インスリ... 2020.04.22 2022.07.16 内分泌・代謝DM
救急 インスリン点滴内混注指示(経験則) 基本原則 ・ブドウ糖5~10gにつき、速効型インスリン1単位混注 ※ その後の血糖値の推移を測定し、適宜調整する。 点滴種類別投与例 ・ソリタT3(ソルデム3号):ブドウ糖 21.5g/500mL(4.3%w/v) →... 2020.12.19 2022.06.26 救急DM
内分泌・代謝 DM検査(初診時の検査や薬物開始適応) 初診時に確認すべきこと ・血糖値 ・体重とその推移(特に急激な体重減少の有無) ・尿ケトン体の有無(高血糖があり、尿ケトン体が陽性の場合は早急にインスリン治療が必要) ・早期眼科受診(網膜症チェック) 初診時検... 2020.04.15 2022.05.27 内分泌・代謝DM
診察・検査 75gOGTT (75g経口ブドウ糖負荷試験) 適応 <強く推奨される場合> ・空腹時血糖が110~125㎎/dLのもの(正常:110㎎/dL未満) ・随時血糖が140~199㎎/dLのもの ・HbA1cが6.0~6.4%のもの(ただし明らかな糖尿病の症状が存在するものを除く... 2020.12.15 2022.05.26 診察・検査DM
内分泌・代謝 DM sick day(シックデイ)の指導 シックデイルール ・スープやミネラルを含んだ1000ml以上の水分(みそ汁、スープ等)を摂取する ・食欲がなくても、口当たりがよく消化の良いものを、摂取しやすい形で、1日100g以上の「炭水化物」「糖質」を摂取する(お粥、ジュース、... 2020.04.22 2022.05.26 内分泌・代謝DM
内分泌・代謝 DM生活指導(外来でできる簡易指導) 食事指導 1.減量への動機づけ ・20歳時の体重からの体重増加を確認。 ・体脂肪モデル(3㎏)を用いて減量への動機づけ 参照(このサイトより引用): 重量、色、触感など人間の体脂肪に準じたモデルを目の当たりにすることによって、... 2020.04.22 2022.04.05 内分泌・代謝DM
内分泌・代謝 メタボリック症候群への生活指導 生活指導 禁煙 5Aアプローチ Ask:喫煙習慣について尋ねる Advice:喫煙のリスクを伝え、禁煙を勧める Assess:禁煙の意思を尋ねる Assist:禁煙の行動を支持する。禁煙外来を紹介する ar... 2021.12.22 内分泌・代謝DM総合診療・家庭医療
脳神経系 糖尿病性神経障害 【特徴】・遠位(足趾、足底から発症)、「靴下・手袋型」・感覚障害優位(↔運動神経障害優位、筋萎縮では慢性炎症性多発神経炎や脊髄根神経叢障害を考える)・安静時に強い(↔運動時では脊柱管狭窄症や脊椎症を考える)【神経... 2020.08.13 脳神経系DM