DM

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内分泌・代謝

1型糖尿病(成因、亜分類、治療)

参考:一般社団法人日本糖尿病学会 1型糖尿病の成因、特徴 ・原因は不明だが、ウイルス感染や自己免疫による膵臓β細胞破壊が原因とされる ・発症前に感冒症状や腹部症状が多くみられる ・病因に自己免疫が関わって...
2023.05.31
DM

血糖コントロール目標(65歳未満、65歳以上)

1) 65歳未満 参照:糖尿病治療ガイド2020-2021 ・合併症予防の観点からHbA1cの目標値を『7.0%未満』とする。 ・対応する血糖値としては、『空腹時血糖値130㎎/dL未満』『食後2時間血...
2023.05.31
内分泌・代謝

DM生活指導(食事、飲酒、運動療法)

食事指導 1.減量への動機づけ ・20歳時の体重からの体重増加を確認。 ・体脂肪モデル(3㎏)を用いて減量への動機づけ 参照(このサイトより引用): 重量、色、触感など人間の体脂肪に準じたモデルを目の当たりにすることによって、...
2023.05.31
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DM

糖尿病の診断基準

血糖値の診断基準 1)正常型 ・早朝空腹時血糖値が110㎎/dL未満を「正常型」という ・100~109㎎/dLも正常域ではあるが、糖尿病への移行の可能性もあり、「正常高値」とする(→B判定) ・99㎎/dL未満は「基準値内...
2023.05.30
DM

妊娠糖尿病(gestational diabetes mellitus:GDM)

概念 ・妊娠中に初めて発見、または発症した糖尿病に至っていない糖代謝異常で、妊娠中の明らかな糖尿病および糖尿病合併妊娠は含めない。 ・スクリーニングは妊娠時と中期以降に行う ・診断基準は非妊娠時と異なる ・各種の母体なら...
2023.05.18
DM

糖尿病に合併する眼科的病変

血管新生緑内障(虹彩ルベオーシス) ・血管新生緑内障は,糖尿病網膜症,網膜中心静脈閉塞症,内頚動脈閉塞症などの眼内虚血に起因して発症する難治性緑内障である。 ・「糖尿病性網膜症の終末像」といわれる ・血管新生緑内障では,眼内虚...
DM

糖尿病網膜症

国際重症度分類 網膜症重症度 1)無 ・網膜症なし 2)非増殖 軽症非増殖網膜症 ・毛細血管瘤のみ 中等症非増殖網膜症 ・毛細血管瘤以上の病変が認められる重症非増殖網膜症よりも軽症のもの 重症非増殖...
2023.05.17
内分泌・代謝

インスリン自己免疫症候群

疾患 ・インスリン自己免疫症候群は自発性低血糖症のひとつ ・「インスリン注射歴がないにもかかわらずインスリン自己抗体により重症の低血糖発作を引き起こす ・サプリメントのαリポ酸をはじめとしたSH基をもつ薬剤(カプトプリルやチア...
内分泌・代謝

糖尿病緊急症(高血糖緊急症、正常血糖ケトアシドーシス)

高血糖による緊急症:DKAとHHS ※基本的にはICU管理 ・糖尿病性ケトアシドーシス(diabetic ketoacidosis;DKA) ・高浸透圧高血糖症候群(hyperosmolar hyperglycemic syndrom...
2023.05.08
DM

糖尿病性腎症

糖尿病性腎症病期分類 2014 「尿中アルブミン排泄量」の測定 微量アルブミン尿:30~29 mg/gCr ・随時尿にて「アルブミン/クレアチニン比」にて定量する ・日を変えて尿中アルブミン排泄量を測定し、微量アルブ...
2023.04.21
内分泌・代謝

DM検査(初診時の検査や薬物開始適応)

初診時に確認すべきこと ・血糖値 ・体重とその推移(特に急激な体重減少の有無) ・尿ケトン体の有無(高血糖があり、尿ケトン体が陽性の場合は早急にインスリン治療が必要) ・早期眼科受診(網膜症チェック) 初診時検...
2023.03.17
内分泌・代謝

老年症候群、認知機能障害を伴った糖尿病患者に対する治療(内服薬選択、インスリンのステップダウン)

老年症候群患者に対する糖尿病治療 ・認知機能の確認(DASC-8やHDS-Rでの評価) ・服薬回数は1日1~2回に留める ・可能な限りインスリン治療は避ける ・どうしてもインスリンが不可欠な場合は、1日1回の基礎インスリ...
2023.03.17
診察・検査

75gOGTT (75g経口ブドウ糖負荷試験)

適応 <強く推奨される場合> ・空腹時血糖が110~125㎎/dLのもの(正常:110㎎/dL未満) ・随時血糖が140~199㎎/dLのもの ・HbA1cが6.0~6.4%のもの(ただし明らかな糖尿病の症状が存在するものを除く)...
2023.03.17
脳神経系

糖尿病性神経障害

特徴 ・遠位(足趾、足底から発症)、「靴下・手袋型」 ・感覚障害優位(↔運動神経障害優位、筋萎縮では慢性炎症性多発神経炎や脊髄根神経叢障害を考える) ・安静時に強い(↔運動時では脊柱管狭窄症や脊椎症を考える...
2023.03.16
DM

DM治療薬(内服、注射、インスリン)

糖尿病治療の原則 1)糖尿病の病態 ・2型糖尿病の病態は「インスリン分泌能低下」と「インスリン感受性低下(インスリン抵抗性増大)」の両者が個々の患者に種々の程度で加わり、その結果、インスリン作用不足が起こることである。 ・その結果...
2023.03.14
DM

「糖尿病に合併した高血圧症」の薬剤選択

糖尿病に合併した高血圧症の降圧目標 (参照:「高血圧治療ガイドライン2019」) 『(診察室血圧):130/80㎜Hg未満』 ・第一選択薬:ACE阻害薬、ARB、Ca拮抗薬、少量サイアザイド系利尿薬 ・「微量アルブミン尿」や「尿...
DM

低血糖

低血糖時:70㎎/dL以下 ※ 低血糖患者の約3%で片麻痺が出ることがあり、脳卒中と誤診しないこと!(麻痺がある場合もまずは血糖測定!) a)意識清明で経口摂取ができる時: ・ブドウ糖粉末10g服用 ・30分後、60分後...
2022.12.16
救急

インスリン点滴内混注指示(経験則)

基本原則 ・ブドウ糖5~10gにつき、速効型インスリン1単位混注 ※ その後の血糖値の推移を測定し、適宜調整する。 点滴種類別投与例 ・ソリタT3(ソルデム3号):ブドウ糖 21.5g/500mL(4.3%w/v) →...
2022.06.26
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