原則
・菌種と培養陽性までに要する時間から判断する。
・グラム陽性球菌の菌血症では、常に感染性心内膜炎を疑う
コンタミネーションである可能性が高い菌種
・Propionibacterium(プロピオニバクテリウム)
・Corynebacterium(コリネバクテリウム)
・Bacillus(バチルス)
・CNS
※上記菌種が2セット中、1セットのみで検出された場合はコンタミネーションの可能性が高いが、
2セット中2セットで陽性であれば、真の原因微生物である可能性を考慮しなければならない。
血液培養が陽性になるまでの時間(TTP:time to positive)
・一般に、コンタミネーションでは菌量が少ないためTTPは長い(平均20.6時間)
・一方、真の菌血症では菌量が多いため、TTPは短い(平均12.7時間)
参照:
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