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急性陰嚢症

3大急性陰嚢症

 

精巣(精索)捻転症→まずはこれがないか確認!

精巣上体炎

精巣垂捻転 

 

の3つを考える。

※腹痛のみの場合もある(しかし腹部に圧痛はない)

→ 精巣はTh10~11支配のため

 

精巣(精索)捻転症

新生児、思春期に多いが、あらゆる年齢で発症する(ただし40歳以上ではまれ)
・通常は突然発症(24時間以内の受診)
・思春期では夜間睡眠中(レム睡眠時の性的刺激)
・左側に多い(右の2~3倍)
・過去に短時間に自然に寛解した一過性の急性陰嚢症の既往があることがある
・嘔吐を伴う強い痛み
・腹痛、悪心、嘔吐を主訴に受診することがあり注意!
所見
・腫脹、精巣の位置異常(挙上、横位)→ 立位で診察
精巣全体の圧痛(自分で掴んでもらってもよい)
精巣挙筋反射の消失(感度高い)
↔付属小体捻転症や精巣上体炎では精巣挙筋反射は保たれる
・エコー:
カラードプラで精巣の血流低下(ドップラーの感度を高くして)
精索が捻じれた結節がある
TWIST score
・精巣の腫脹:2点
・精巣の触診で硬結を触れる:2点
・精巣挙筋反射の消失:1点
・嘔気・嘔吐:1点
・患側の精巣が高位:1点
→5点以上で精巣捻転の特異度100%
治療

・妊孕性保護のため、6時間以内の解除が必要

・観血的整復が原則

冷却して泌尿器科へ搬送

 

精巣上体炎

あらゆる年齢成人に多い傾向)
・通常緩徐発症
・発熱、排尿時痛、尿意切迫感
・精巣上体に限局性の圧痛
・発熱、炎症反応上昇、膿尿(感度低い)・原因菌

性活動期若年男性:淋菌、クラミジア
中年以降:グラム陰性桿菌(腸内細菌、緑膿菌:前立腺肥大、前立腺癌の検索必要)

・エコーで精巣上体の血流増加

・治療:
STDのリスクあり:セフトリアキソン1g静注+アジスロマイシン1g1回内服
STDのリスクなし:レボフロキサシン500㎎1日1回10日間

 

精巣垂捻転

・小学生に多い(成人は少ない)

・発症緩徐・精巣垂に限局した圧痛

 

 

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