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デング熱

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疾患

・ネッタイシマカなどの蚊によって媒介されるデングウイルスの感染症

・東南アジア、中南米を中心に流行

・2014年には都内で集団感染事例あり

・第4類感染症(全数報告対象)

・潜伏期間:2~15日(多くは3~7日)

・蚊が媒介する

・比較的軽症のデング熱と、重症型のデング出血熱とがある

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症状

・「発熱期」「重症期」「回復期」に分けられる

・突然の発熱で始まり、頭痛時に眼窩痛、筋肉痛を伴うことが多い

・発症3~4日後から胸部、体幹から始まる皮疹が出現し、四肢、顔面に広がる。

・皮疹の癒合傾向はない(麻疹との違い)

・血液検査では白血球減少、血小板減少、肝機能障害がみられる

 

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診断

・ウイルス血症の検査(PCR、NS1抗原):発症早期から陽性

・IgM抗体、IgG抗体:発症から5日以上経たないと陽性にならない

 

デング出血熱

・より出血傾向が強くショックも伴う場合、重症型の「デング出血熱」となる

・重症な出血、重篤な臓器障害、胸水貯留、ショックを来すような血漿漏出、重度の腹痛、歯肉からの出血、不穏状態、全身倦怠感、頻呼吸、嘔吐、吐血

 

治療

・治療は対症療法のみ

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