坐骨神経(L3-S3)
・腰仙骨神経叢(L1-S3)を構成する末梢神経のうちL4〜S3から構成される
・腰仙椎神経叢が形成された後、骨盤内で「大腿神経」と「坐骨神経」に分離する
・坐骨神経は大坐骨孔および梨状筋と上双子筋の間を下降する。また梨状筋を貫く場合や、梨状筋をはさむように走行する場合もある
・坐骨神経は膝付近で「総腓骨神経」と「脛骨神経」に分離する
大腿神経
伏在神経
・大腿神経の最も長い知覚枝
・縫工筋の深部を下行し、内転筋管を通り、膝内側と下腿内側の知覚を支配
閉鎖神経
http://www.shiga-med.ac.jp/~hqanat2/pdf/2019%20gross%20anat2.pdf
総腓骨神経
・坐骨神経の枝(大腿遠位部にて脛骨神経と総腓骨神経に分岐)
・浅腓骨神経(長腓骨筋、短腓骨筋支配(足関節外反)、および母趾と示趾の間を除く足背と足趾の知覚)および深腓骨神経(前脛骨筋(足関節背屈)、趾伸筋)に分枝
参照(このサイトより引用):http://www.jikosoudan.net/article/13504015.html
・
http://www.kochi-u.ac.jp/kms/shink/pdf/studyroom/massho_03-07.pdf
脛骨神経

・坐骨神経の主幹で、総腓骨神経と分岐する
・足根管を通り、外側足底神経及び内側足底神経に分枝する(足底の感覚)
・支配筋:
大腿二頭筋(長頭)
腓腹筋
ヒラメ筋
足底筋
膝窩筋
後脛骨筋
長趾屈筋
長母趾屈筋
腓腹神経
・脛骨神経の枝の内側腓腹皮神経と、総腓骨神経の枝の外側腓腹皮神経のひとつである腓腹神経交通枝が結合して形成される。
・アキレス腱の外側縁近くを、小伏在静脈に沿って下行し、外果(外くるぶし)と踵骨の間に入る。
外果の下からは外側足背皮神経として足背外側を前方に走行し、さらに背側指神経となって小指外側を走り、浅腓骨神経の枝である中間足背皮神経と交通する。
脚部では、腓腹神経の枝と後大腿皮神経の枝が交通している。
・臨床的意義:この神経は神経生検によく用いられる
参照(このサイトより引用):https://okirakuseijin.cocolog-nifty.com/okiraku/2009/09/post-951b.html
リハビリテーション医学・医療コアテキスト準拠 リハビリテーション医学・医療Q&A
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