「人間ドック」と「定期健康診断」の違い
参照:人間ドックは健康診断として代用可能。人事が知っておくべき注意点
・定期健康診断は法律で義務付けられているものに対して、人間ドックは自分の意志で受けるもの
・人間ドックも健康診断の一部と言えますが、法的な義務はなく、個人の意志によって受診するものになり、大きな違いは「検査項目の多さ」になります。一般健診や特定健診の内容に加えて、胃カメラやCT、MRIなどの検査項目が増え、女性特有の病気や脳に特化した検査など医療施設によってさまざまなコースが用意されています。
・「人間ドックは健康診断だけではわからない病気の早期発見が目的」と覚えておくと良いかもしれません。なお個人の意思で検査項目を選んで行うものなので、基本的に自費になりますが、最近では費用を補助する職場もあります。
・定期健康診断で必要とされる項目を満たしていれば人間ドックを受けたら健康診断の代用は可能
・健康診断は、法の規定に基づいて事業者に実施を義務づけているものなので、費用は事業者が全額負担する。これに対して、人間ドックの場合には法定の項目に関しては会社が負担、その他の項目に関しては個人負担になるケースが多い。ただし、会社や自治体、健康保険組合によっては独自に補助金を出しているケースもある。
コメント