好発年齢
・30~40歳台
・基盤に腱の変性がある
Thompsonテスト
・腹臥位、または立て膝で足関節をベッド端から出した状態で下腿三頭筋を把持。
・正常では足関節が底屈するが、アキレス腱断裂があると底屈がみられない(陽性)
治療・リハビリテーション
保存療法
・手術と比較して、最終的な関節可動域と下腿三頭筋筋力に差はないといわれている
・4週間ギプス固定
・最大底屈位から固定開始し、断裂腱の修復に応じて徐々に底屈を緩めていく
・その間、足趾屈筋群、膝関節、股関節の筋力強化を行う
・受傷2週後からギプス固定のまま荷重歩行を開始する
・踵上げ(カーフレイズ)は重傷後2か月後から開始
手術療法
・下腿三頭筋筋力の早期回復と再断裂率が保存療法より低い
・競技スポーツレベルの選手では手術療法が推奨される
・4週間ギプス固定
・その間、足趾屈筋群、膝関節、股関節の筋力強化を行う
・受傷2週後からギプス固定のまま荷重歩行を開始する
・ギプス除去後(術後4週後)は足関節の可動域訓練と下腿三頭筋のストレッチを開始し、ヒール型足底装具を用いて歩行させる
参照(このサイトより引用):https://www.po-tamura.com/users/foot
・2か月後から踵上げ(カーフレイズ)、ランニング開始する
・術後3~4か月で、片脚踵上げが健側と同等に行えるのを確認し、徐々にスポーツ復帰(完全復帰は平均6~9か月後)
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