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労働衛生コンサルタント試験

 

・詳細は右記サイトを参照:受験資格

主な受験資格者

1. 大学で理系の課程を修了後、衛生関係の実務経験を5年以上有している者

2. 短期大学などで理系の課程を修了後、衛生関連の実務経験を7年以上有している者

3. 高等学校で理系の科目を修了後、衛生関連の実務経験を10年以上有している者

4. 医師、歯科医師、薬剤師

5.保健師として10年以上業務に従事した人

 

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試験日程

※第51回(令和5年度)労働安全・労働衛生コンサルタント試験日程

第51回(令和5年度)労働安全・労働衛生コンサルタント試験案内

 

受付期間

令和5年7月3日(月)~8月2日(水)
(郵送の場合は、8月2日の消印のあるものまで有効)

 

筆記試験

・試 験 日:
令和5年10月17日(火)
・試 験 地
北海道(北海道安全衛生技術センター)

宮城県(東北安全衛生技術センター)

東京都(ベルサール渋谷ファースト)

愛知県(中部安全衛生技術センター)

兵庫県(神戸サンボーホール)

広島県(中国四国安全衛生技術センター)

福岡県(九州安全衛生技術センター)

試験結果

令和5年12月18日(月)発表予定

口述試験

・受付期間

筆記試験全免除者のみ

令和5年11月1日(水)~11月16日(木)

(郵送の場合は、11月16日の消印のあるものまで有効)

 

・試 験 日
大阪:令和6年1月16日(火)~1月17日(水)のあらかじめ指定する日時
東京:令和6年1月30日(火)~2月1日(木)のあらかじめ指定する日時

・試 験 地

大阪:大阪府(エル・おおさか)
東京:東京都(東京国際フォーラム)

試験結果

令和6年2月下旬発表予定

 

試験内容

参考サイト:労働安全衛生コンサルタント試験

・一次試験である筆記試験と二次試験である口述試験からなっている。

・労働衛生コンサルタントは「労働衛生工学」と「保健衛生」の2区分に分かれている。

医師は「保健衛生区分」での受験となる。

 

科目免除

・この試験には様々な科目免除を受けられるシステムがある。例えば医師は一定の講習を受けることによりすべての筆記試験が免除となる。

・ 医師免許及び歯科医師免許を受けた者または、受けることができる者で「厚生労働大臣が指定する講習」を修了した者は筆記試験全科目が免除され、試験は「口述試験」のみとなる。

 

注)「厚生労働大臣が指定する者が行う講習」には、次の①~③が該当します。

① 公益社団法人日本医師会が行う「産業医学講習会」

第54回産業医学講習会開催のお知らせ

② 公益社団法人日本歯科医師会が行う「産業医学講習会」

※歯科医師限定

③ 学校法人産業医科大学が行う「産業医学基本講座」

 

※ 産業医研修(「認定産業医研修会」、「基礎研修会」など)は該当しません。

※ 認定産業医の認定証は免除資格書類ではありません。

 

試験の形式(保健衛生区分)

・この試験は、一次試験である筆記試験と二次試験である口述試験からなっている。

・筆記試験は、保健衛生区分では「衛生一般」「衛生法令」「健康管理」の3科目である。

・このうち「衛生一般」と「衛生法令」は、5肢択一形式の問題である。

「健康管理」は記述式になっており、問題が4問が出題され、問1又は問2から1問、問3又は問4から1問を選択し、計2問に解答するようになっている。

合否基準

気になるのは合否基準であるが、筆記試験では正答率が概ね60%以上の場合に合格(※)となる。

 

試験対策

衛生一般

①第1種衛生管理者のテキスト

②厚労省から出ている主要な指針、ガイドライン、通達類

③中央労働災害防止協会の“労働衛生のしおり”

 

これらをを使って、これらを自分のものにしておけば、十分に合格レベルには達すると思う。

 

衛生法令

・「衛生法令」は、衛生管理者テキストのしっかりしたものを用いて、かなり細かな部分まで、理解しておけば、合格可能圏に入ると思う。

・ほとんどが条文レベルであるが、中には告示や通達レベルの問題もあるようだ。

・なお、試験の範囲は、試験のある年の4月1日現在で施行されている法令が前提となる。従って、それ以降に施行される法令は試験の範囲ではない(※)

 試験の申込書に同封されている「試験案内」に「法令等の基準日」が記載されているので、参照して頂きたい。

学習のための資料等

・基本書だが、残念ながらこの試験では専用の基本書といえるようなものは存在していない。そこで、衛生管理者テキストのうち、しっかりしたものを選ぶとよいと思う。

・衛生管理者テキストで、コンサルタント試験に本当に合格できるのかと不安に思うかもしれないが、衛生法令の科目はそれほど難しいわけではなく、この科目に関してはとくに問題はない。これだけで十分に合格できるので、安心して使用すればよい。

過去問の活用

・労働衛生コンサルタント試験においても過去問の利用は、きわめて重要な意味を持つ。

・まず、出題の傾向が過去問から明確になるのである。

条文の活用

・条文については、もちろん、司法試験や司法書士試験ではないので、細かな条文を覚える必要はない。

・しかし、学習するときにテキストに条文が出てきたときは参照する癖をつけておくと、合格後の仕事に役立つ。

・条文集を1冊購入しておくとよいと思う。

健康管理(記述式)

・記述式の問題は、保健衛生区分の場合、出題は4問である。問1又は問2から1問、問3又は問4から1問、合計2問を選択して解答する。ほぼ例年、問1及び問2は有害化学物質関連、問3及び問4はその他の分野から出題される

・労働安全衛生コンサルタント試験の口述試験は、断片的な知識を一問一答形式で問われるわけではない。ある状況を設定されて、どのように対応するべきかを、現場の担当者や事業者に説明するように回答するよう求められることもある。

・また、ある問題が発生している状況を説明されて、その解決をするために実施すべきこととして考えられることを問われることもある。

・受験者が、自らの知識を活用して、短時間で回答を組み立て、試験官を説得できるように話せるかどうかを判断しているのであろう。

・かなり専門的なことも訊かれる。労働安全衛生の分野は範囲が広いので、普段から実務を行っていない受験生の場合は、かなり辛いと思う。

・化学物質、粉じん、振動、騒音、熱中症、電離放射線、メンタルヘルス、過労など範囲はかなり広い。これについて、職業性疾病発生の機序、防護対策など、かなり高度なことが訊かれるのである。

 

労働安全コンサルタント・労働衛生コンサルタント受験準備

図書

受験準備用図書 購入ページ

「令和5年度版 労働安全コンサルタント・労働衛生コンサルタント試験問題集」

令和4年度/令和3年度の試験問題を掲載しています。

 

「労働安全コンサルタント・労働衛生コンサルタント試験合格への手引き」

受験者に唯一の手引書として歓迎されている

 

厚労省の労働衛生分野のガイドラインや指針、主な通達類

厚生労働省のWEB サイトから入手

 

 

労働衛生コンサルタント受験準備講習会

日本労働安全衛生コンサルタント会が毎年開催する、受験準備講習会

労働衛生コンサルタント受験準備講習会

7月の金、土日の2日間開催

労働衛生コンサルタント( 保健衛生)口述試験受験準備講習会

12月の土曜日開催

労働衛生コンサルタント(保健衛生)口述試験受験のための労働衛生関係法令講習会

11月の日曜日開催

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