医療に関わる宣言、綱領

アルマ・アタ宣言

１９７８年９月、旧ソ連のカザフ共和国の首都アルマ・アタに、世界１４０カ国以上の代表がＷＨＯとユニセフの呼びかけで集まり、国際会議が開催された。

この会議で、「西暦２０００年までにすべての人に健康を」という目標を定め、そのための世界戦略として、プライマリー・ヘルス・ケア（ＰＨＣ）と言う理念を打ち出した。

患者の権利に関する世界医師会(WMA)リスボン宣言

人間を被験者とする研究に関する一連の倫理原則

・ヘルシンキ宣言は、医学研究者が自らを規制するために採択された人体実験に対する倫理期間である。

・正式名称は「ヒトを対象とする医学研究の倫理的原則」である。

・この指針は、1947年6月、ナチスの非人道的な人体実験の反省により生じた「ニュヘンベルク綱領」を受けて、1964年6月、フィンランドの首都ヘルシンキにおいて開かれた世界医師会第18回総会で採択された。

・その後、何度か修正が繰り返され、2000年10月に行われたエディンバラでの世界医師会第52回総会において、大幅に改訂されました。現在では、2013年の世界医師会のフォルタレザ総会で修正されたものが最新となっています。

・被検者の人権保護、利益相反、インフォームド・コンセントについて述べられている。

すべての臨床試験を行う上で、遵守することが求められる宣言です。

1948年9月の第2回世界医師会総会で規定された医の倫理に関する規定であり、ヒポクラテスの誓いの倫理的精神を現代化・公式化したものである。