慢性血小板減少性紫斑病
慢性血小板減少性紫斑病について:
・特発性血小板減少性紫斑病 は、自己免疫が自身の健常な血小板を攻撃してしまうようになり、血小板が減ることで皮下出血による紫斑や、鼻出血や不正出血などの外部出血がおこる疾患である。
・ITPには急性型と慢性型がある。
・急性型は小児に多く、感冒症状に続発して発症することが多、、3~6か月以内に治癒する。
・慢性型は6か月以上に及ぶものを指し、成人に多い傾向がある。20代~40代の女性や、60~80代の高齢者で発症が目立つ。
・特発性血小板減少性紫斑病では血小板寿命は短縮している。
・慢性特発性血小板減少性紫斑病の約半数はヘリコバクター・ピロリの除菌により寛解する。
・治療の第一選択は副腎皮質ホルモン投与である。
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