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気管切開の管理

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複管(二重管)タイプ気管切開チューブ

・気管切開チューブには外筒のみの単管(一重管)タイプと、内筒(インナーカニューレ)のある複管(二重管)タイプがある。

・内筒を使用することの主な利点は、血液や喀痰などの分泌物により気管切開チューブの内腔が狭窄や閉塞した時、気管切開チューブ自体を交換することなく内筒のみ交換することで、即座に致死的な気道閉塞を回避できる

・欠点として同じIDの単管タイプより内腔が狭くなるため呼吸仕事量が増え、人工呼吸器からの離脱を妨げる点が挙げられる。

・内筒にはリユースタイプとディスポーザブルタイプがある。リユースタイプは気管切開チューブにセットされていて、洗浄して使用することができる。

・ディスポーザブルは別販売されていて、基本1日1本使用する。

 

耳鼻科医の考える気管切開管理

 

【公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団】

 

 

 

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