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浣腸の正しい手技(浣腸は左側臥位で!)

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参照:グリセリン浣腸の取扱い時の注意について 

PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構; Pharmaceuticals and Medical Devices Agency)

https://www.pmda.go.jp/files/000143821.pdf

 

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浣腸時の注意点(姿勢や実施禁忌患者)

1)立位による浣腸処置時は、直腸穿孔の危険性があり禁忌!

・立位では、お腹に圧力がかかり、直腸前壁の角度が鋭角になるため、
チューブの先端が直腸前壁にあたりやすく、穿孔する危険性がある。

・また、立位では、肛門の確認がしにくく、チューブの挿入が目視できない
危険性もある

 

参照(このサイトより引用):https://www.kango-roo.com/learning/2567/

 

 

2)浣腸の際は、できるだけ『左側臥位』で慎重に行うこと!

・結腸の解剖学的な特徴から、浣腸時の体位は、左側臥位が最も適当

(S状結腸から直腸は、体の左側を通って肛門へとつながっており、患者を左側臥位にすると、注入したグリセリンがS字結腸へと流入しやすいため)。

・チューブの挿入する長さは、目安として5~6cmとされている(6㎝以上は挿入しないこと)

抵抗を感じたら無理に進めず、少し引き戻すこと(直腸壁にあたっている可能性あり)

 

参照(このサイトより引用):https://www.kango-roo.com/learning/2567/

 

 

3)実施禁忌患者

・消化管出血

・化学療法中

・免疫抑制状態

・好中球減少症

・指示理解困難な人

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