疾患
・眼球の固定方向への不随意の痙縮運動
(上転が最も多いが、その他の眼位のこともある)
・「下を見ようとしてもみることができない」という訴えで来院
・原因として、ドパミン作動経路の障害と考えられている(ドパミン遮断薬、脳炎、てんかん、ヒステリーなど)
・発作は突然であることが多く、通常数分間続くが、数秒~数時間の範囲で幅がある
・同時に瞬きの回数が増え、また「痛み」を伴うことが多い
・頚部ジストニアうや舌突出を伴うこともある
原因
原因として、ドパミン作動経路の障害と考えられている
・制吐剤(メトクロプラミド、ノバミン)
・抗精神薬
・抗てんかん薬
・三環系抗うつ薬
・脳炎
・てんかん
・ヒステリー
治療
・原因薬剤の中止
・抗コリン薬、抗ヒスタミン薬、ドパミン作動薬(アマンタジン、アキネトン)
一般外来で診断できたら「えっへん! 」な疾患38
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