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インフルエンザ(感染対策を含む)

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感染経路

・飛沫→マスク

・接触感染→手指衛生(手洗い、アルコール)

 

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重症化しやすいハイリスクグループ(CDC見解)

① 5歳以下の小児(特に2歳以下)

② 65歳以上の高齢者

③ 妊婦および産後2週間以内の褥婦

④ 慢性疾患患者(気管支喘息を含む呼吸器疾患、高血圧を除く心血管疾患、腎疾患、肝疾患、血液疾患、内分泌疾患、神経疾患)

⑤ 免疫不全患者

⑥ 施設入所者

 

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感染性のある時期

・潜伏期間1~3日(平均1.5日)

・発症1~2日前から発症後5~7日間は感染性あり(5~10日間)

・小児や高齢者における排出期間は成人より長く10日以上続くといわれている

 

症状

発熱、倦怠感、頭痛、関節痛(鼻汁、咽頭痛もあり)

・嘔気、下痢などの消化器症状を呈することもある(特にB型)

「咳、発熱、突然発症」の陽性尤度比は1.7~5.1と診断に有用

 

診断

迅速検査

・感度62.3%、特異度は98.2%

→検査陽性ならインフルエンザだが、陰性だからと言って否定できない

(インフルエンザでも3人に1人は検査陰性!)

 

院内感染対策

感染した職員の対処

・発症後5~7日間は職場に来てはいけない(歩くバイオテロ)

・本来7日間休業が理想だが、現実的には5日間か(院長に判断を任せる!)

 

隔離解除の判断

・暴露後5日間無症状(潜伏期間1~5日だから)

・発症後5~7日間(入院患者は7日間で!)

・継続的な監視を行っても新規の症例発症が一定期間*認められなかった場合には、アウトブレイクの終息と判断して良い。

(*一定期間: 非常在性の病原体の場合は、一般的には潜伏期間の 2 ~ 3 倍の期間)

・アウトブレイクの終息が確認された後、感染源、感染経路に関しての調査結果を参考に、 一時的に強化していた種々の対策を継続可能な対策に切り替えていく。

・病棟閉鎖を行っている場合の解除は、ICT の指導のもと、現場責任者と病院管理部門と協議の上で実施する。

 

 

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