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顔面神経障害(ヘルペス)

顔面筋の診察

顔面上部(額のしわ寄せ)

検者の指を注視してもらい、上にあげた指を頭を動かさずに追視してもらうと額に皺が寄る

眼輪筋

しっかり閉眼を指示→重度の麻痺では閉眼不十分で白目が見える

口周囲

歯を「イー」とむき出し→笑筋、大頬骨筋
口笛を吹く、頬を膨らます→口輪筋

 

顔面神経の解剖

参照(このサイトより引用):http://www.anatomy.med.keio.ac.jp/funatoka/anatomy/cranial/cn7.html

 

代表疾患

Bell麻痺

・特発性の末梢神経障害。

・原因不明であったが、単純ヘルペスウイルス(HSV-1)の再活性化が主な病因と考えられている。

症状

・聴覚過敏(あぶみ骨筋反射の障害により鼓膜の緊張が増すため)

・麻痺側の涙腺、唾液腺分泌低下

・舌前2/3での味覚消失(鼓索神経の障害)

・耳介、顔面の痛み、しびれ(約半数)

治療・予後

・約90%は数か月で完全回復するが、味覚障害を伴う場合、高齢者、完全麻痺の症例では後遺症が残ることがある。

・PSL 60㎎7日間、その後漸減

 

Ramsay-Hunt症候群(ラムゼイ-ハント症候群)

・初感染後、膝神経節に潜伏している水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV:vallicalla-zoster virus)の再活性化により生じる末梢性顔面神経麻痺
・顔面神経麻痺
耳介・外耳道の発疹、水疱、疼痛(後耳介神経(感覚)→耳性帯状疱疹)
・隣接する内耳神経(Ⅷ)に炎症が波及し、感音難聴、耳鳴り、眩暈
・患側軟口蓋、舌前2/3の水疱

検査:

・VZV血清IgG抗体ペア測定、
・IgM(初感染)
・ウイルス抗原検出
・水疱液のPCRによる水痘帯状疱疹ウイルスDNA検出

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