<背景>
・ストレスが引き金
・疾病利得がある場合
・医療従事者であることも多い
<鑑別>
・頭部を左右に振る(イヤイヤはウソっこ)
・四肢がバラバラに動く
・骨盤が前後に動く
・対光反射あり、瞳孔正常(本物は散瞳、対光反射不明)
・検者による開眼で眼球逃避あり
<診察>
・drop testで顔面を回避する
・Hoover test
1)麻痺側の踵の下に片手を置き、もう一方を健側下腿前面に置く
→抵抗を加えながら、健側下肢を挙上してもらう
→偽性では麻痺側も力が入り、下に押してしまう
2)反対に、麻痺側を上げさせる。
→正常なら健側には力が入るが、偽性では健側も力が入らず下に押さない。
・Adductor test
健側大腿内転時に思わず麻痺側内転筋にも力が入ってしまう
・音叉試験
麻痺側も骨伝導を感じない
・三叉神経刺激試験
麻痺側も思わず痛がる
<対応>
しばらく演技に付き合う
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