DM生活指導（外来でできる簡易指導）

食事指導

・20歳時の体重からの体重増加を確認。

・体脂肪モデル（3㎏）を用いて減量への動機づけ

重量、色、触感など人間の体脂肪に準じたモデルを目の当たりにすることによって、過度の体脂肪蓄積の危険性や体脂肪率の管理の重要性を認識するのに役立ちます。

・肥満がある場合、5％以上（5～10％）の減量目標を設定する。

・適正量（標準体重×25～30Kcal）をバランスよく、食物繊維も摂取

・「茶碗を一回り小さくする」「弁当箱のサイズを小さくする」など

・「ヘルシープレート」の利用

・体重測定の習慣づけ
・間食、飲酒量の記録など

・目の前にお菓子を置かない
・空腹時に買い物をしない
・バイキングの店にはいかない、など

・アルコール摂取量≦25g/日まで減酒

・1ドリンク＝アルコール10g
・1単位＝2ドリンク＝アルコール20g

節度ある適切な飲酒：
・1日純アルコール男性20g（1単位）、女性10g以下（0.5単位）

・週5日間まで

多量飲酒：
・1日アルコール60g以上（6ドリンク、3単位以上）

生活習慣病のリスクを高める飲酒量
・1日、男性40g（2単位）以上、女性20g（1単位）以上

※　男性の1日の上限（1単位/日）。女性はさらにこの半分（0.5単位/日）

・日本酒1合（180mL）

・ビール中瓶（500mL）（大瓶は2.5ドリンク）

・焼酎25％　0.6合（110mL）

・ウイスキーダブル（60mL）

・缶チューハイ7％　350ml

・ワイングラス2杯（200mL）

・毎日30～60分の有酸素運動。少なくとも週150分の有酸素運動

・まずは「4000歩」の確保を目指す（10分で1000歩）。

・歩数計の利用を勧める

・禁煙を指示（血管リスクとなるため）