スポンサーリンク

レジオネラ肺炎

疾患

・Legionella pneumophilaが原因。

・70種類以上の血清型があるが、1型が80%

・グラム陰性桿菌(ヒメネス染色)

・汚染されたエアロゾルが飛散し吸入することでヒトに感染するが、ヒトからヒトへの感染はない

 

病歴

・温泉(掛け流しでない)
・土壌(土いじり)

・造園業、ガーデニング

・屋外の配管工事

・肝不全、腎不全

・糖尿病

・悪性疾患

・喫煙

・免疫不全状態

 

 

多彩な臨床症状

・せん妄、意識障害

・高熱(大半が≧39℃)

・比較的徐脈(「39℃では110番」39℃で110回/分以下の脈拍数)

・消化器症状(下痢)

・筋痛の訴え

・低Na血症(SIADHによる)

・低P血症

・腎機能障害(横紋筋融解症によるミオグロビン尿による機序や、レジオネラによる直接的な尿細管間質障害)

・肝機能障害

・横紋融解症(レジオネラ自体が直接筋に侵入することや、エンドトキシンが関与することが推測されている)

→CK、LDH上昇

・βラクタム系が無効

・数日で急激な陰影拡大悪化

 

検査

・血液検査所見:低Na血症、低P血症、CPK高値
→原因不明の低Na血症をみたら、レジオネラも鑑別に上げる

・レジオネラ尿中抗原:

2019年より1~15型を検出するキットが販売

感度70%、特異度99%→尿中抗原陰性でも除外はできない

・喀痰PCR検査(LAMP法):

全てのレジオネラ属と血清型を検出できる
所要時間:2~3時間で結果判明
感度90%、特異度100%

・胸部CT:

浸潤影主体パターン、すりガラス陰影主体パターンなど

すりガラス陰影の中に境界明瞭な浸潤影が混在する画像パターンが特徴的

 

治療

・第一選択:

LVFX 500㎎/日(必ず結核を除外してから)

・AZM 500㎎/日
7~10日間

 

 

感染
シェアする
Dr.がわそをフォローする
スポンサーリンク
総合診療・救急医療施策要綱(Dr.がわそのBlog)

コメント

タイトルとURLをコピーしました