アレルギーを起こしやすい金属
ニッケル
最も金属アレルギーの頻度が高い金属です。
ニッケルメッキや合金に用いられ、ニッケル合金製品(バックル、腕時計、ジュエリーなど)、硬貨(50円玉、100円玉、500円玉)、歯科金属、陶磁器、磁石、塗料、ガラスなどに含まれています。
また全身性接触皮膚炎を起こすこともあり、その場合はニッケルを含む食品の制限を行うケースもあります。
コバルト
ニッケルと並んで頻度の高い金属です。ニッケルアレルギーのあるひとは同時にコバルトに対するアレルギーを持っていることも少なくありません。ニッケルメッキをされた金属にはほとんどコバルトが含まれているため注意しましょう。
クロム
合金、クロムメッキの他、染料の原料や皮をなめす際に使用されています。メッキ金属以外にも濃い服の衣服や皮革製品と接触した際に皮膚炎を起こす場合は、クロムアレルギーの可能性を考えましょう。
他の金属を含むゴールド
ゴールドはもともとアレルギーが起きにくいといわれていましたが、近年増加傾向にあります。
金自体がやわらかく、加工するためにパラジウム、銅、ニッケルを使用しているケースもあるため、これらの金属にアレルギーがある方は注意が必要です。
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