疾患
・MYH9遺伝子の異常によるMYH9異常症と呼ばれる先天異常症候群のひとつ。
・巨大血小板性血小板減少症を伴い、末梢血の好中球にデーレ小体様封入体(明瞭な顆粒球封入体)を認める。
・常染色体優性遺伝形式をとる。しかし、家族歴がはっきりしない孤発例も多く、30%に認められるとの報告もあります。
・成人期になって、健診や術前検査で見つかることが多い。
臨床症状
・血小板低下の伴う軽度の出血症状が認められます。
・巨大血小板(赤血球より大きい血小板)を伴う血小板数低下幼小児期から認められる。
・5万/μl前後のことが多く、血小板減少に伴う紫斑が初発症状として認められます。
・小児特発性血小板減少症と診断される例も多くあります。
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