肝炎ウイルス(ドック学会専門医試験):
・A型肝炎は牡蠣などの経口感染がほとんどであるが、性行為感染症などの血液感染もある。
・A型肝炎の診断は、HA-IgM抗体で行う。
・B型肝炎に対する「核酸アナログ治療」は、肝炎の活性化や線維化予防を主眼とする(ウイルス排除の治療ではない)。
・C型肝炎に対する直接作用型抗ウイルス療法(direct acting antivirals:DAA)はウイルスの排除を目的とする。
・C型肝炎のDAA(直接作用型抗ウイルス薬)治療期間は、ウイルスのタイプや病状によって異なるが、一般的には8〜16週間(2~4か月)が主流である。
・E型肝炎はウイルスに汚染された水や食べ物の摂取による経口感染で、劇症化することがある。
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