橈骨遠位端骨折 AO分類
関節外骨折をA型、一部関節内骨折をB型、完全な関節内骨折をC型と分類する
保存療法
・外固定の範囲と期間については、骨折型、不安定性、年齢や活動性を考慮して決定する。
・おおむね4~6週間
・許容範囲:dorsal tilt<10°、ulna plus variance<2mm
・固定範囲は上腕、前腕で、機能予後的にはそれほど差はない
・固定肢位は「前腕回内~中間位、手関節軽度掌屈・尺屈位」
・転位が大きい骨折では、やや掌屈を強くする
・MP関節をフリーにし、指を握れるようにする。母指球もある程度フリーにして、母指が使えるようにする。
コメント