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膝十字靱帯(前十字靭帯、後十字靭帯)

参考文献:

手・足・腰診療スキルアップ 第2版 仲田 和正 (著)

 

 

整形画像読影道場 (ジェネラリストBOOKS)  仲田 和正 (著)

 

 

前十字靱帯

・大腿骨顆間窩の後方外側から、前方内側に向かい、脛骨顆間隆起に付着する。

・ACLは「脛骨の前方脱臼」「脛骨の内旋、膝関節の外反、膝関節の過伸展」を抑止している。

・ACLは前内側線維束( anteromedial bundle:以下 AMB)と後外側線維束( posteolateral bandle:以下 PLB)の2つの部分に分けられる。

・膝関節伸展位では側副靱帯の役目もする(→伸展0°で内外半ストレステストで膝が開いた場合は、(外側、内側)側副靱帯+前十字靱帯損傷の合併があると判断できる)

膝関節30°屈曲位では前十字靭帯が弛緩するため、側副靱帯損傷を単独で検査できる(→伸展30°屈曲位で内外半ストレステストで膝が開いた場合は、(外側、内側)側副靱帯単独損傷と判断できる)。

 

前十字靭帯損傷の診断テスト

Lachmanテスト(Lachman’s test)

・膝関節軽度屈曲位(20~30°)

・大腿遠位部を片手で保持、他方の手で脛骨近位端を把持して、脛骨を前方にひく

・正常例では最後にコツンという硬い抵抗を感じる(hard end-point)

・断裂があると脛骨は硬く止まらず前方に引き出される(テスト陽性)

・ADTより感度が高い(こちらを優先する)

 

pivot-shiftテスト

・前外側回旋不安定性を評価するテスト

・片手は膝関節前面を包むように親指を腓骨頭付近におく。もう一方は踵を包むように足部を持つ

・膝伸展位で、膝をつかんだ手の親指で膝関節に外反をかけ、もう一方の手で下腿に内旋ストレスを加えると脛骨前外側亜脱臼位となり、そこからゆっくり屈曲すると屈曲30°ほどでカクンと急に整復される。

 

 

後十字靱帯損傷

posterior sagging sign

 

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