1.病歴の確認
・何をしている時か
・何が入ったのか
2.視力の確認→低下があれば眼科コンサルト
・「普段と比べて低下していないか?」を確認する
→低下しているなら、すぐに眼科医コンサルトが必要
・簡単な視力確認
指数弁
手動弁
光覚弁
3.何が眼に入ったのか確認
・化学物質(酸、アルカリ)→「眼化学外傷」として眼科医コンサルト
・成分、pHをネットで確認
4.眼表面pHの確認
・「尿試験紙のpHの部分」やリトマス紙を使用(正常6.5~7.5)
・眼球結膜(白目)に当ててチェック
・左右差を見る
眼科医コンサルト適応
① 視力低下
または
② 眼科学外傷
5.洗浄
1.眼表面麻酔
・ベノキシール®(15秒で効いて15分間持続)
・処置途中で効果が弱まったらその都度点眼追加
2・生食洗浄
・生食500のボトルに点滴セットをつなぎ滴下しながら洗浄、あるいは鶴首ボトルで洗浄
・患者に眼球を上下左右に動かしてもらいながら満遍なく洗浄
・化学外傷(アルカリ角膜化学熱傷)では2000~4000mL必要
・500~1000mL洗浄ごとに試験紙でpHチェック(<7.5になるまで)
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