総合診療・家庭医療

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人間ドック・健診

特定健康診査(メタボ健診)

特定健康診査 ・特定健康診査(特定健診)・特定保健指導は、40歳~74歳の被用者保険(健康保険組合や全国健康保険協会など)や国民健康保険の加入者を対象として実施されている、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健診および保健指...
総合診療・家庭医療

疥癬

疾患 ・疥癬はヒゼンダニ(疥癬虫、Sarcoptes scabiei)が皮膚の最外層である角質層に寄生し、人から人へ感染する疾患である。 ・非常に多数のダニの寄生が認められる角化型疥癬(痂皮型疥癬:crusted scabies)と、少数寄...
総合診療・家庭医療

せん妄(予防ケアと発症時のケア)

「せん妄」の定義 ・脳の器質的な脆弱性(加齢性変化、脳梗塞、認知症など)に、脱水や感染症、薬物などの負荷が加わり、脳機能が低下した状態(意識障害)。 ・せん妄とは、身体的要因や薬剤要因によって急性に出現する意識、注意、認知の障害であり、その...
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救急

アセトアミノフェン(発熱時と疼痛時)

発熱時 カロナール®(内服) ・1回300~1000㎎、最大1日4000㎎ ・頓用時は4~6時間あける ・肝機能障害があればには避ける ・腎機能低下時に用量調整の必要なし ・抗炎症作用なし アセリオ®(点滴) ・1回300~500㎎、15分...
総合診療・家庭医療

女性に頻用される漢方

1)桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) ・陽証、実証、典型的瘀血に用いる ・主な使用目的は「下腹部の臍傍に硬結や圧痛を認めること」 2)加味逍遙散 ・陽証と陰証の間、虚証、瘀血、気逆に用いる ・使用目的は「ホットフラッシュ」「精神不安定」「...
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可逆性後頭葉白質脳症(Posterior reversible encephalopathy syndrome;PRES)

可逆性後頭葉白質脳症(Posterior reversible encephalopathy syndrome;PRES) ・意識障害,痙攣,頭痛,視力障害などを主症状とする症候群の 1 つ。血液脳関門の破綻を契機とした脳浮腫が誘因であると...
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ユマニチュード

ユマニチュードとは ユマニチュードとは、高齢者や認知症患者などのケアを行うためのコミュニケーション技法である。 以下の「4つの柱」からなる ユマニチュードの「4つの柱」 1)「見る」:同じ目の高さで相手を見つめ、相手に親しく正直であることを...
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薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛:medication overuse headache:MOH)

薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛、medication overuse headache:MOH) ・薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛、MOH)とは、鎮痛薬を頻繁に摂取することで発生する頭痛である。 ・典型的には、片頭痛や緊張型...
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問診のOPQRST

O:Onset(発症様式) 「何をしている時に痛くなりましたか?」と聞くとよい →「突然発症」「急性発症」の鑑別に有用 ① sudden(突発)→鑑別には造影CTが必要 ・ある一瞬を境に痛みが最強になったもの 「痛みは一瞬でピークになりまし...
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高気圧障害

高気圧障害とは 高気圧障害とは、高気圧環境にばく露することによる障害であり、厚生労働省の定義は「減圧症、酸素中毒及び窒素酔い等」とされている。 減圧症 ・減圧症とは、高気圧状態から急速に減圧したとき、血液中に溶解していた窒素ガスが気泡となっ...
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診断bias

comfirmation bias 自分の仮設に合わない情報は過小評価してしまうこと。 例) 左片麻痺患者で血圧が低いのは降圧薬を内服しているせいだろうと思い込む 糖尿病治療中でなければ低血糖にはならないだろう overconfidence...
救急

カフェイン中毒

中毒量 1g 致死量 5~10g カフェインを含む飲料、薬剤 ・モンスター:160mg/本 ・レッドブル:80mg/本 ・コーヒー:80mg/杯 ・市販のカフェイン製剤:1錠100mg 症状 ・低カリウム血症 ・QT延長 カフェイン中毒の治...
救急

壊死性軟部組織感染症(necrotizing soft tissue infection:NSTI)、壊死性筋膜炎

疾患 ・皮膚から筋肉までの軟部組織の壊死性感染症全般を指す。 ・表層の筋膜を主座とする事が多いため「壊死性筋膜炎」とも呼ばれるが、実際は皮膚から筋肉までの軟部組織の壊死性感染症全般を指す。 • それらを包括的に理解し、正しく共通のマネジメン...
総合診療・家庭医療

便秘(生活指導、下剤の種類と使い分け)

ガイドライン 便通異常症診療ガイドライン2023―慢性便秘症 監修・著編者 日本消化管学会 ※ まずは薬剤性便秘の除外 便秘を惹起しうる薬剤 ・鎮痛薬:NSAIDs、麻薬 ・抗コリン薬:鎮痙薬、抗うつ薬、抗精神病薬、抗パーキンソン病 ・降圧...
総合診療・家庭医療

健診で尿蛋白陽性時のアルゴリズム

健診で尿蛋白が陽性時のアルゴリズム ① 「早急な精査を要する病態」の鑑別 「早急な精査を要する病態」これ3つ 「急性腎炎症候群」 「急速進行性糸球体腎炎(RPGN)」 「ネフローゼ症候群」 1)急性腎炎症候群 ・先行感染(10~14日前) ...
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風疹(rubella)

疾患 ・Togavirus科Rubivirus属に属する風疹ウイルス(rubella virus)による発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症である ・飛沫感染 ・症状は不顕性感染から、重篤な合併症併発まで幅広く、臨床症状のみ...
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refeeding syndrome(リフィーディング症候群)

疾患 ・高度の低栄養状態の患者に対し、栄養療法開始に伴い血糖値が上昇すると、膵臓におけるインスリン分泌が刺激される一方でグルカゴン分泌は抑制され、グリコーゲン、脂肪、蛋白の合成が開始される。 ・これらの同化反応にはP、Mg等の電解質が必要で...
総合診療・家庭医療

前縦隔腫瘍の「4T」

前縦隔腫瘍の「4T」 胸腺腫(thymoma) 奇形腫(teratoma) 甲状腺腫(thyroid tumor) 悪性リンパ腫(terrible lymphoma→ちょっとインチキ) 参照(このサイトより引用):
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