脳血管障害片麻痺患者の痙縮を評価スケール。
0~4に1+を加えた6段階で徒手的に評価する。
【グレード】
0:正常な筋緊張(筋緊張に亢進なし)
1:筋緊張は軽度亢進で,関節を伸展あるいは屈曲したときに引っかかるような感じが生じた後にその引っかかりが消失するか,または関節可動域の終わりにわずかな抵抗感を呈する
1+:筋緊張は軽度亢進で,関節可動域の1/2以下の範囲で引っかかるような感じが生じた後にわずかな抵抗感を呈する(痙縮の特徴であるジャックナイフ現象と廃用症候群による筋・皮膚短縮を反映するもの)
2:筋緊張の増加がほぼ全可動域を通して認められるが、容易に動かすことができる。
3:著明な筋緊張の亢進により四肢の他動運動が困難
4:四肢が固く,屈曲,伸展できない
リハビリテーション医学・医療コアテキスト準拠 リハビリテーション医学・医療Q&A
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