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前庭神経炎

・主にウイルス感染(単純ヘルペス(HSV-1)が多い)によって前庭神経が障害されることによって起こる眩暈症。

・症状が重篤なため、しばしば小脳梗塞や脳幹梗塞といった中枢性の脳血管障害との鑑別に悩むことがある。

・めまいに先行して1週間前後に感冒症状あり。

 

【症状】

・数時間で増悪する急性発症の回転性めまい。

蝸牛症状(耳鳴、聴力低下、耳閉感)は伴わない(AICA梗塞との鑑別点)

・大きなめまい発作と嘔気・嘔吐後に、ふらつき感、頭重感が1~数日間続き、

その後1~2週間かけて軽快する。

・健常側への方向固定性眼振を認める。

・発作は1回で、繰り返さなず、原則的には再発しない。

 

【小脳、脳幹梗塞との鑑別】

・脳幹・小脳梗塞、出血を否定してから診断する。

・急性重症のめまい(急性発症で持続性の眩暈で嘔気嘔吐を伴う)場合は「中枢性」か「前庭神経炎」いずれか

・明らかな神経学的異常所見がなくても、支えなしに歩行できない場合は中枢性を疑う。

・ 参照:HINTS(末梢性めまいか中枢性めまいかの鑑別)

 

【治療】

・治療はステロイド(耳鼻科コンサルト必要)

 

 

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