妊娠中の画像検査
・放射線を使用する画像検査は「妊娠4~10週」では注意が必要
・日本産婦人科学会は「50mGy未満の被曝量で奇形発生率を上昇させない」と説明している
産婦人科診療ガイドライン―産科編 2020日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会
腹部単純X線:1.4mGy
骨盤単純CT:25mGy
臨床的に必要であれば、妊娠中でもこれらの検査は実施可能
妊娠中の薬
・「妊娠4~7週未」の器官形成期に注意が必要
・ワルファリン、バルプロ酸ナトリウム、ARB/ACE阻害薬、NSAIDs、テトラサイクリン系抗菌薬は避けること
授乳中の薬
・注意が必要な薬は「抗てんかん薬」「抗うつ薬」「炭酸リチウム」「抗不安薬」「オピオイド」「無機ヨウ素」の6タイプ
参考サイト
特集 ライフステージでみる 女性診療 at a glance! よくあるプロブレムを網羅しピンポイントで答えます
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