3大原因
・アルコール性(33.5%):40~50歳代の男性に多い
・胆石(26.9%):60歳以上の女性に多い
・特発性
・胆石(26.9%):60歳以上の女性に多い
・特発性
その他の原因
・高TG血症:
TGが局所的に膵リパーゼにより分解されて生じる遊離脂肪酸による作用、血中遊離脂肪酸が膵腺房細胞を直接障害すること、カイロミクロンは分子量が大きいため膵臓の毛細血管を閉塞し局所虚血を来すこと等が考えられている
・薬剤
DPP-4阻害薬、利尿剤、テトラサイクリン、アザチオプリン、エストロゲン製剤、副腎皮質ステロイドなど
・膵管癒合不全
・膵癌
・IPNM
・高Ca血症
トリプシノーゲン活性化や膵結石形成による
検査
アミラーゼ、リパーゼ高値だが、リパーゼの方が感度、特異度に優れ診断に有用
↓
リパーゼ単独での検査が推奨される
・リパーゼは膵臓に特異的だが、アミラーゼは唾液腺などからも分泌され非特異的である。
・リパーゼの方が長い期間上昇している
・ただし夜間、救急など検査可能項目が限定されている場合にはアミラーゼを測定(日中の時間帯にリパーゼを測定する)
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