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早期再分極症候群(J波症候群) (early repolarization syndrome):良性の場合と注意すべき場合

定義

・早期再分極症候群(J波症候群) (early repolarization syndrome,J wave syndrome)とは、心電図上でQRS波の終末部にJ波を認め、心室細動を生じて突然死の原因となりる症候群である。

・健診などで指摘される、若年男性に多い無症状のJ波の大多数は不整脈との関連はない

・一方、下壁誘導や側壁誘導で認める症例は心室細動のリスクとなる

※ J波は健常人でも認められ、病的意義に乏しく予後良好と考えられてきたが、特発性心室細動でJ波の頻度が高いことが判明し、またブルガダ症候群と早期再分極症候群の遺伝子異常にオーバーラップが認められることから、ブルガダ症候群と早期再分極症候群を含む疾患単位として提唱されている

 

心電図所見

・QRSの週末部に1.mm(0.1mV)以上のJ波増高を伴う、notch型またはslur型の早期再分極パターンを認める。

・早期再分極の心電図を下壁誘導(Ⅱ、Ⅲ、aVF)や側壁誘導(Ⅰ、aVL、V4~6)で認める症例は、心室細動のリスクとなるため、心臓突然死の家族歴や失神の既往を問診する必要がある

 

参照(このサイトより引用):https://ameblo.jp/bfgkh628/entry-11329191768.html

 

 

 

 

 

 

 

 

参考:良性早期再分極

・正常亜型

・副交感神経の亢進が原因

・50歳以下に認める

心電図の特徴

・前胸部誘導(特にV2-V5)で下に凸のST上昇

・J点にノッチ(J波)を認める

・T波は対称性で尖っている

・鏡面像変化を認めない(Ⅱ、Ⅲ、aVF)

・徐脈またはその傾向(副交感神経亢進による)

 

卒後15年目総合内科医の診断術 ver.2

心電図
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