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頭部外傷における頭部CT撮影の診断基準

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原則

・抗血栓薬(抗血小板薬、抗凝固薬)内服中の場合は原則として撮影が推奨される

 

 

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成人における臨床予測ルール

カナダ頭部CTルール

適応:

受傷後24時間以内に受診したGCS13~15の頭部外傷で、意識消失、明確な健忘、もしくは見当識障害を伴う患者)

除外:

神経巣症状の欠失のある人、てんかん発作、出血性素因や抗凝固薬の内服がある人、頭部外傷後再評価のための受診患者

以下の項目が一つでもあれば頭部CTを撮影する

・外傷から2時間後のGCS <15
・頭蓋骨開放または陥没骨折の疑い
・頭蓋底骨折の徴候:鼓膜内血腫、パンダの目、バトルサイン、髄液鼻漏・耳漏、耳介後部血腫
・2回以上の嘔吐
・65歳以上
・30分以上の逆行性健忘
・危険な受傷機転(自動車に衝突した歩行者、車外放出された乗員、1m以上または5段以上からの転落)

 

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小児における臨床予測ルール

Pediatric Emergency Care Applied Research network(PECARN)

・適応:受傷24時間以内に受診したGCS14~15 点の18歳未満

・「2 歳未満」または「2歳以上18歳未満」に分けて、意識レベルや意識消失の有無、受傷機転などから頭部CTの推奨・非推奨を示す

 

 

参照(このサイトより引用):https://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/cadetto/column/ematips/202102/568793.html

 

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