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乳がん(乳癌):健診を中心に

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危険因子

・喫煙

・放射線被曝

・早い初経年齢

・遅い閉経年齢

・高齢出産

・出産経験なし

・脂肪摂取

・アルコール飲料接種

・BRCA1or2遺伝子変異

 

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腫瘍マーカー

CA15-3(ヒト乳脂肪球膜に対するモノクローナル抗体)

 

 

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乳がん検診

対象、項目

・40歳以上

・問診およびX線検査(マンモグラフィー)

 

マンモグラフィー

・40歳代、50歳以上に対するマンモグラフィーは死亡率を減少させる

 

カテゴリー分類

カテゴリー1:異常なし

カテゴリー2:良性病変のみ

カテゴリー3:がんを否定できず(がんの確率は2〜10%)

カテゴリー4:がん疑い(がんの確率は30〜50%)

カテゴリー5:マンモグラフィ上はがん(がんの確率はほぼ100%)

※ 乳がんが疑われるのはカテゴリー3以上です。カテゴリー3以上の判定を受けた方は、「精密検査」を行う必要があります。

 

非浸潤がんと浸潤がん

・乳がんは「非浸潤がん」と「浸潤がん」とに大きく分けられます。

・「非浸潤がん」は、乳がん全体の約20%を占めています。非浸潤がんは、Ductal carcinoma in situ(DCIS)と呼ばれるStage(ステージ)0の乳がんであります。

・この乳がんは、乳管や小葉の中にがん細胞がとどまっている段階なので、転移をすることはほとんどないと考えられています。適切な治療を行えば、局所の治療(手術)だけで、ほぼ100%治ります。

・「浸潤がんは」、乳がん全体の約80%を占めています。浸潤がんは、がん細胞が乳管外に広がっていく段階で、周囲の血管やリンパ管にがん細胞が入り込んでいくために、がん細胞が全身を巡ってる状態(微小転移の存在)が想像できます。

・「浸潤がん」では、局所の治療(手術)に加えて、こうした微小転移を体から消失させるための全身の薬物治療が必要になってきます。

 

非浸潤性乳管癌

・非浸潤性で、乳管の内膜に異常細胞が認められる状態のことをいいます。

・異常細胞は乳管以外の組織へは拡がっていません

・分泌液のCEA高値

・マンモグラフィでの区域性の石灰化病変

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