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在宅、施設往診での抗菌薬

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原則

グラム染色はすること

・できるだけ培養も取る

エコー検査実施すること(胆管炎、水腎症の検索)

 

 

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経口薬

アモキシシリン(AMPC:サワシリン®)

・肺炎、皮膚軟部組織感染症

・250㎎ 1日4回

 

アモキシシリン/クラブラン酸(オーグメンチン®)

市中肺炎、市中尿路感染症の経口抗菌薬の第一選択

・市中肺炎の起炎菌上位の「肺炎球菌、インフルエンザ桿菌、黄色ブドウ球菌、肺炎桿菌」をカバー

・大腸菌にもある程度感受性あり(90%)(↔LVFXは57%)

 

 

セファレキシン(ケフレックス®)

・第一世代セフェム

・MSSA、連鎖球菌、大腸菌に感受性

・市中発症の蜂窩織炎

・市中発症の尿路感染症(経口薬はキノロンやST合剤に治療成績は劣る。そのため経静脈的治療からの変更、あるいはde-escalation先の抗菌薬として使用)

1回500㎎ 1日3回

 

セファクロル(ケフラール®)

・第2世代セフェム

・バイオアベイラビリティーは90%と高い

・インフルエンザ桿菌、モラキセラカタラーリスにもスペクトラムが広がり、上気道感染症が適応となる

 

レボフロキサシン

・尿路感染症、肺炎、施設入所者で緑膿菌感染が疑われる場合

・250~500㎎ 1日1回

 

シタフロキサシン(グレースビット®)第4世代NQ

・慢性期病院方式、関連施設入所者などで次善策として処方

・「どうしても外来治療しなくてはならない医療曝露のある誤嚥性肺炎、肺膿瘍、軽症~中等症の腹腔内感染症」

Rp)シタフロキサシン(50) 2T 1×M

 

 

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筋注可能な抗菌薬

・ペニシリンG

・アンピシリンナトリウム・クロキサシリンナトリウム水和物(注射用ビクシリンS)

・ピペラシリン

・セファメジン

・セフォタキシム(第3世代:セフォタックス®)

 

 

 

 

 

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