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夜勤・交代勤務(概日リズム)

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特定業務従事者健診

・深夜業(PM10~AM5時の間の労働)を週1回以上程度行うものに、年2回の定期健康診断を義務付け

 

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ポワソネのシフトワーカー6原則

① 交替時間の方向は正循環が良い

・ヒトのサーカディアンリズム(概日リズム)は24時間より長いので、1日が長くなる方向でのローテーション(正循環、順方向シフト)を組むとよい

・例)

日勤→準夜→明け→深夜→休み→日勤→・・・

 

② 十分な勤務間隔時間のない勤務スケジュールは避ける

・終業時刻から次の始業時刻までの間に、原則として11時間の休息期間を設けること

(6時間の時間確保のため)

 

③ 夜勤はできるだけ少ない方がよい

・月間夜勤8回以下

・連続勤務:夜勤2回まで、勤務日5日以内

 

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ルーテンフランツの9原則

夜勤・交代制勤務の負担軽減に関する国際的なガイドライン

1.連続夜勤は2~3日にとどめる
2.日勤の始業時刻を早くしない
3.交代時刻は個人毎の弾力化を認める
4.勤務の長さは労働負担で決め、夜勤は短くする
5.短い勤務間隔時間は避ける
6.2日連続の休日が週末にくるように
7.正循環の交代方向
8.交代周期は短くする
9.交代順序は規則的に

 

仮眠の取り方

夜勤中の仮眠

・夜勤中は積極的に仮眠をとること

夜勤中に短時間仮眠を取ると、その後の勤務中の眠気が減る。

・できれば90~120分(レムーノンレム睡眠周期の1周期に相当)

・短時間仮眠でも効果あり(目をつむる)

・テレビやwebは避ける

・間食は少なめに

・深部体温が下がる午前3時~4時が効率的

・夜勤後の仮眠は帰宅前の職場でとる(帰りの事故予防)

 

夜勤後、よく寝るために

・夜勤明けは、入眠開始時間が遅くなると睡眠が取りにくくなるため、できるだけ早く睡眠を取るようにする

・夜勤明けの帰宅時はサングラスをかけて日光を浴びない

・歩くときは日陰を歩くようにする

・眠る時はアイマスクを着用する

・寝室は遮光カーテンや2重カーテンで日光を避ける

・昼間は眠気を取るだけにして(3時間程度)、夜間にしっかり寝る

 

通常の仮眠

・通常の昼間の仮眠は15~30分程度が推奨

 

概日リズム

・ヒトの概日リズムの中枢は脳の視床下部にある視交叉上核

・ヒトの概日リズムの周期については、24時間10分前後(23.9~24.3時間)とされている(24時間よりも長い)

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