概念
・「妊娠中に初めて発見、または発症した糖尿病に至っていない糖代謝異常」で、妊娠中の明らかな糖尿病および糖尿病合併妊娠は含めない。
・スクリーニングは妊娠時と中期以降に行う
・診断基準は非妊娠時と異なる
・各種の母体ならびに胎児・新生児合併症を生じること、たとえ分娩後にいったん正常化しても将来糖尿病に進展する可能性が高いことから、その早期発見に努め、適切な治療・管理を行う必要がある。
診断
・妊娠糖尿病の診断のためには「75gOGTT(ブドウ糖負荷試験)」を行う。
妊娠糖尿病の診断基準
・空腹時血糖92mg/dL以上
・1時間値180mg/dL以上
・2時間値153mg/dL以上
のいずれか1点以上を満たした場合に診断
・1時間値180mg/dL以上
・2時間値153mg/dL以上
のいずれか1点以上を満たした場合に診断
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