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手根管症候群

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疾患

・絞扼性神経障害の中で最多

・40歳以上で多い

・男女比:1:2(女性に多い)

・両側性が多い

・原因の特定できない特発性と、原因のある2次性に分類される

・多くは特発性で、中年女性に多いが、特に両側性では2次性を考える

・危険因子:女性、手の酷使、肥満、加齢、妊娠など

・背景疾患:糖尿病、甲状腺機能低下症、関節リウマチ、長期の血液透析

 

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症状

・母指、示指、中指、環指撓側半分の痺れring finger split)

・放散痛として腕の痛みを伴うことがあり、片側につよいことが多いが、両側もあり得る

・夜間の症状悪化による中途覚醒、起床時のしびれの強さの訴え

・手掌を支配している正中神経掌側皮枝は通常手根管近位で分枝するため、手掌内まで感覚障害を認めることはほとんどない

 

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治療

・保存治療でエビデンスがあるのは、内服、局注ステロイド、手関節装具

 

 

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