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白衣高血圧

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概念

・白衣高血圧とは、診察室では高血圧を示し、診察室外では正常域血圧を示す状態である。

・診察室にての血圧が140/90 mmHg以上で、家庭血圧の平均が135/85 mmHg未満を認める場合には、白衣高血圧の診断となる。

・また、24時間血圧計の測定では、24時間血圧の平均値が130/80 mmHg未満・昼間平均血圧が135/85 mmg未満・夜間平均血圧が120/70 mmHg未満のすべてを満たしている場合に白衣高血圧の診断となる。

・なお、白衣高血圧の頻度は多く、診察室にて初回140/90 mmHg以上を認めた患者の15~30%が自宅での血圧が正常域である。

高齢者になるほどその頻度は高まる

 

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診断

・診察室や健康診断で血圧値が高い場合でも、家庭血圧やABPMの測定でそれぞれの高血圧基準値を下回る場合は白衣高血圧と診断される。

・診察室にての血圧が140/90 mmHg以上で、家庭血圧の平均が135/85 mmHg未満を認める場合には、白衣高血圧の診断となる。

・ABPM(Ambulatory Blood Pressure Monitoring:24時間自由行動下血圧測定)では、24時間血圧の平均値が130/80 mmHg未満、昼間平均血圧が135/85 mmg未満、夜間平均血圧が120/70 mmHg未満のすべてを満たしている場合に白衣高血圧の診断となる。

 

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治療

・臓器合併症がないことが確認できれば、高血圧発症早期発見のため経過観察は必要なものの、治療は必要ない

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