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凝固系、止血の生理学(出血性疾患のスクリーニング)

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必要な検査

CBC
出血時間
PT,APTT、フィブリノゲン(Ⅰ因子)(凝固系スクリーニング)
FDP、D-dimer(線溶系スクリーニング)

 

 

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APTT、PT

ワルファリンのモニタリングにAPTTではなく、PTを用いるのはなぜか?

・ワーファリンを投与すると、ビタミンK依存性凝固因子であるⅡ、Ⅶ、Ⅸ、Ⅹ因子の活性が低下する。
・ワルファリンのモニタリングをPTで行うのは、半減期の短いⅦ因子(1.5~5時間)を反映してPTが鋭敏に変動するためである。

 

・PT,APTTではⅩⅢ因子の異常は検出できない
(第XIII因子:フィブリンの安定化作用)

・血小板数正常、PT正常、APTT正常で、一次止血異常がなければ「第XIII因子欠乏症」を疑い、第XIII因子活性を測定する。
(高齢者の原因不明な出血傾向)

 

【フィブリノゲン(Ⅰ因子)、FDP、D-dimer】

20161002171426

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