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臨床倫理4分割法

【臨床倫理とは】

日常診療の場において、医療を受ける患者、患者の関係者、医療者間の立場や考えの違いから生じる様々な問題に気付き、分析して、それぞれの価値観を尊重しながら、関係する者が納得できる最善の解決策を模索していくこと(白浜雅司先生)

 

【臨床倫理4分割法】

Jonsenらが1992年,著書『Clinical Ethics』にて示した倫理的な症例検討の考え方。
「医学的適応」「患者の意向」「QOL」「周囲の状況」という4つの項目の検討を行う。

参照(このサイトより引用):https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t224/201409/538330.html

 

 

 

1)医学的適応 Medical Indication(善行と無危害の原則)
  1.診断と予後
  2.治療目標の確認
  3.医学の効用とリスク

  4.無益性(futility)

 

2)患者の意向 Patient Preferences(自律性尊重の原則)
  1.患者さんの判断能力
  2.インフォームドコンセント
  (コミュニケーションと信頼関係)
  3.治療の拒否
  4.事前の意思表示(Living Will)

  5.代理決定(患者にとっての「最善の利益」とは何か)

 

3)QOL(善行と無危害と自立性尊重の原則)
  1.QOLの定義と評価
(身体、心理、社会、スピリチャルな側面から)
  2.誰がどのような基準で決定するのか
    ・偏見の危険
    ・何が患者にとって最善か

  3.QOLに影響を及ぼす因子

 

4)周囲の状況 Contextual Features(忠実義務と公正の原則)
  1.家族や利害関係者
  2.守秘義務
  3.経済的側面、公共の利益
  4.施設の方針、診療形態、研究教育
  5.法律、慣習  、宗教

  6.その他

 

 

STEP1 認識分類 :問題だと思われる点を、4分割表を用いて出来るだけあげてみる。
STEP2 調査検討 :分類された問題点を見つめながら、疑問点や不明な点を調査検討する。

STEP3 具体的対応:4項目全体を見渡して、何を、どうすれば良いか、具体的な対応策を考える。

 

参考文献:

 

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